アプリゲームユーザーのアプリ利用動向調査が公開
2020/9/15
株式会社ゲームエイジ総研は、ゲームアプリをプレイしているユーザーが、ゲーム以外のどのようなアプリを実際に利用しているのかを調査。そのデータからゲーマーのアプリ利用の動向を考察した。
Contents
■7割以上のアプリゲームユーザーがYouTubeアプリを利用している
この20タイトルが同じ8月17週で利用したゲーム以外のアプリを見ると、最も多いのは「YouTube」で76.6%と、7割以上が利用していることがわかる。
次いで「Twitter」43.9%、「Instagram」36.9%と、約4割程度のSNSアプリの利用が見られた。【グラフ①】
■Twitterアプリはゲームタイトルによって利用率に違いがある
YouTubeの利用率をゲームタイトルごとに見てみると、いずれも利用率は高いことがわかる。最も利用率が高いのは『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』ユーザーで、9割以上が利用している。また、利用率が低いものだと『LINE POP2』ユーザーだが、それでも6割を超える利用となっている。【グラフ②】
次に多かったTwitterでは、ゲームタイトルによって利用率のばらつきが見られる。利用率が高いのは『ディズニー ツイステッドワンダーランド』ユーザーで85.3%、『刀剣乱舞-ONLINE- Pocket』ユーザーで83.9%だった。【グラフ③】
前回の調査結果のように『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のユーザー行動からもわかるように、話題性が高くファン同士の交流が積極的なタイトルではTwitterの利用が活発なようだ。一方で、最も利用率が低いのは『LINE POP2』ユーザーで24.8%。YouTubeの利用率は高かった『LINE POP2』ユーザーだが、Twitterの利用はあまり積極的ではないようだ。
また、同じくSNSアプリのInstagramの利用を見ると、Twitterよりも高いのはパズルゲームタイトルとなっていた。
YouTubeは、いずれのタイトルのユーザーでも利用率は高い傾向だが、Twitterはゲームタイトルによって利用の傾向が違っている。
■ゲームアプリの利用ユーザー構成でゲーム以外の利用アプリに違い
これらのユーザーの年齢構成を見ると、いずれも女性40~50代のユーザー割合が多いアプリゲームであることがわかる。一方で、利用率が低い『Fate/Grand Order』ユーザーは男性20代が多く、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』『刀剣乱舞-ONLINE- Pocket』ユーザーは女性10~20代が大きな割合を占めている。【グラフ④-2】
スマートニュースのアプリは主に40代以上の女性ゲーマーの利用が多く、男性や若年層のユーザーが多いタイトルでは利用率は下がることがわかる。
マクドナルドのアプリはゲームアプリユーザーの中でも、主に子育て世代の女性が多いゲームタイトルで利用者が多いことがわかる。