賃貸仲介会社向けRPAサービスが提供開始
2020/9/25
ディップ株式会社は、賃貸仲介会社向けサービス「不動産コボット for 物件取得」の次サービスとして、取得した物件情報を「基幹システム(コンバーター等)」へ簡単・手軽に追加ができるRPAサービス「不動産コボット for 物件入力」の提供を開始すると発表した。
■サービス開発背景
不動産業界を悩ます定型業務の負担を大幅軽減
賃貸仲介会社では「会社間流通サイトから物件情報を取得」「取得した情報を自社の基幹システムに入力し掲載」する定型業務を日々行っている。この作業は「ミスが許されない」「日々発生する」「更新スピードが成約率に関わる」という側面を持つことから作業頻度を下げることができず、従業員の勤務時間を圧迫し、業界全体の残業の温床として問題視されている。
6月に物件情報を取得する「不動産コボットfor物件取得」を提供開始し、利用企業がRPAの有効性を実感したことと、未だ完全収束の見通しが立たないコロナ禍における在宅勤務の推進等を背景にニーズが高まり、基幹システムへの入力を行う「不動産コボット for 物件入力」のサービス提供への運びとなったという。
ロボットがミスなく物件情報を更新
本サービスは、会社間流通サイトから物件の情報を取得し、物件の内観写真や設備情報の更新も簡単に行えるため、初めて利用する人でも直感的に利用できる。これにより導入後「使いこなせない」「限られた人にしかできない」等の問題を解消する。また、RPAライセンスがかからないシンプルな料金体系で導入できる。