日本最大級のテレビ視聴データ活用広告配信サービスが提供開始
2020/9/29
SMN株式会社は、国内大手テレビメーカー複数社がユーザーから広告用途への利用を許諾され取得しているテレビ視聴データと、SMNが保有するデジタルメディアの接触データを基にした広告配信を実現するデータ活用サービス「Connected TV Data Bridge」(以下、「TVBridge」ティービーブリッジ)の提供を2020年9月29日(火)より開始すると発表した。
「TVBridge」は、ソニー、パナソニック、シャープ、東芝映像ソリューションの約500万台(2020年9月29日現在)のテレビ視聴データと、SMNのデジタルメディアの接触データ(スマートフォン、PC上で閲覧したWebやアプリの行動データ、約3.3億ID)を、専用のDMP「TVBridge DMP」に集約することで、プライバシーにも考慮した形で様々なメディアに対し適切に広告配信することができ、多様化する時代のニーズに応えたサービスを提供する。
■「TVBridge」の特徴
各社のインターネットに接続されたテレビが取得する視聴時刻に基づいたCM視聴、番組視聴を軸とした日本最大級のテレビ視聴データを、専用のDMP「TVBridge DMP」に集約し、SMNが管理する。「TVBridge DMP」では、今後も拡大するテレビ視聴データを活用した、新たなターゲット手法を用いて効果的な広告施策を実現する。なお、「TVBridge DMP」に集約されたデータを基に、ソーシャルメディアなどの広告プラットフォームと連携した配信も行うことができる。
②広告配信を基に、リアルデータを用いたPDCAサイクルを実現する「TVBridge Ads」
「TVBridge」による広告配信機能「TVBridge Ads」は、SMNがDSP「Logicad」で培った広告運用や配信実績を活用するもの。特に、自社のテレビCMや対象のテレビ番組の視聴データを基に、ターゲットの興味対象を判別し、ブランディング領域を含む商材の特性に応じた広告配信が可能となることで、より明確なターゲットセグメントへのリーチを行う。さらにマーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」との連携により、態度変容やブランドリフト効果の検証、課題の抽出、可視化を行う。加えて、アンケート調査、購買行動データとの紐づけなどを行うことで、統合的なマーケティングプランのPDCAサイクルを実現する。