富士通、DXを加速するローカル5Gのサービスを提供開始
2020/10/9
富士通株式会社は、顧客のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)の加速に向けたローカル5GやプライベートLTEなどの自営無線システムの活用を可能とするサービスを提供開始すると発表した。
また、2020年度4Qに提供予定の4.7GHz帯スタンドアローン(以下、SA)型5G基地局も「プライベートワイヤレスクラウドサービス」に対応させ、導入コストの最適化と柔軟な通信環境作りを実現する。
さらに、顧客の業務革新や課題解決に向けて、同社のローカル5Gをはじめとする技術や知見とパートナー企業の先進技術を活用したソリューション共創プログラム「ローカル5Gパートナーシッププログラム」と、それらの検証施設「FUJITSU コラボレーションラボ」を10月8日より開設する。
■「プライベートワイヤレスマネージドサービス」について
■「プライベートワイヤレスクラウドサービス」について
本サービスでは、基地局やコアネットワーク、SIMによる通信機能とその稼働状況の遠隔監視や障害発生時の一次対応などのサービス管理機能を月額で利用可能とし、初期導入コストを抑えたスモールスタートを実現する。2020年度4Qに提供予定の4.7GHz帯SA型5G基地局も、本サービスに対応する。
■「ローカル5Gパートナーシッププログラム」について
本プログラムにおいて、パートナー企業の各種デバイスの接続やソリューション共創を実施するための検証施設として、「FUJITSU コラボレーションラボ」を提供。本施設では、ローカル5Gのネットワーク環境下で、顧客が抱える課題に対して、同社のネットワーク技術や幅広い業種ノウハウの知見をもとに、パートナー企業の製品・サービス・先端技術を統合し、ローカル5Gを活用した顧客の業務革新や課題を解決する高度なソリューション共創を実現するとのことだ。