NEC、「NEC 働き方見える化サービス Plus」の最新版を提供開始

NECソリューションイノベータは、勤務地を見える化し、出社状況を管理する新機能を追加した「NEC 働き方見える化サービス Plus」の最新版を提供開始すると発表した。

この新機能では、メンバーが登録した勤務予定から、各勤務地の出社予定人数や出社予定率、在宅勤務予定人数を表示する。また、勤務地ごとに出社可能な割合を設定できるため、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として活用することも可能だ。

11月下旬からは、本サービスで取得するPCの使用状況のログから、アプリケーションの利用傾向や利用時間をレポートする機能をオプションとして提供する。これにより、業務の分析や社内ツールの見直しなど、企業における働き方改革を支援する。
出典元:プレスリリース
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■背景

新型コロナウイルス感染症の拡大が人々のワークスタイルに大きな変化をもたらしている。とりわけ、リモートワークの拡大に伴い人々の働く場所が多様化している。このような状況下において、生産性の維持・向上のためには、勤務時間、勤務地などを可視化し共有しながら、リモートワークと出社勤務のそれぞれの長所を活かして両者をバランスよく取り入れていくことが一層重要になっている。そこで同社は、こうした働き方を支援するため、本年2月より提供している「NEC 働き方見える化サービス Plus」を機能強化することで、勤務地ごとの出社人数を見える化する。

■新機能の特長

登録された勤務予定のデータから、勤務地ごとの出社予定人数と出社予定率、在宅勤務予定人数を集計して表示する。また、勤務地ごとに出社可能な割合を設定すると、上限に近づいた場合にはアラートを表示。これにより、出社率をコントロールすることができ、新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策に役立てることができる。

また、登録した勤務予定のデータを、チームメンバーの負荷状況を共有する「ダッシュボード」にも表示することができる。チームメンバーの当日の勤務地を確認することにより、出社が必要な作業の調整に活用するなど、チーム内の生産性向上を支援する。

また、従来のWindowsに加え、すべてのサービスプランでmacOSにも対応する。これにより、主にMacを利用する組織や企業でも本サービスを活用できるようになる。

11月下旬には、日々記録するPCの操作ログから、組織別あるいは時間帯別のアプリケーションの使用傾向や使用時間などをレポートする機能を、オプションとして提供する予定だという。(100,000円~/月) 例えば、業務時間中または残業時間中のアプリケーションの使用状況を組織間で比較し、生産性の高い部門の働き方を分析し、参考にするなどの活用法が考えられるとのことだ。

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