ソフトバンク 、AI人材の育成を目的に最大1億円の「2021年度給付型奨学金プログラム」を設立

ソフトバンク株式会社は、情報工学や情報科学、統計学などの分野において、AI(人工知能)に関する学修・研究に取り組む修士課程1年次の学生を対象とした、最大で総額1億円の2021年度給付型奨学金プログラム「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」(奨学金名称:JEES・ソフトバンクAI人材育成奨学金)を設立すると発表した。

これに伴い、公益財団法人日本国際教育支援協会(以下「JEES」)が、指定の大学に2021年4月時点で修士課程1年次として在籍する学生を対象に、2020年10月16日から2021年1月8日まで奨学生を募集する。なお、「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」は、2019年度と2020年度に引き続き3回目の実施となる。

「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」では、ソフトバンクがJEESの「冠奨学金事業」に支出した寄付金が、最大100人の学生に100万円ずつ奨学金として給付される。AIが全ての産業で幅広く活用され、各産業のビジネスモデルが大きく変わっていく時代において、産業の発展を担う「AI人材」の育成に貢献することを目的としたもので、学生がAIの学修・研究の道を志すきっかけになってほしいと考えているとのことだ。

ソフトバンクは、世界最高レベルのAIの研究機関「Beyond AI 研究推進機構」を、国立大学法人東京大学、ソフトバンクグループ株式会社およびヤフー株式会社と設立するなど、AIのさらなる普及と発展に向けて取り組んでいる。今後もさまざまな取り組みを通して、社会課題の解決や産業の発展におけるAIの活用を推進するとともに、必要な人材の育成に貢献することを目指すという。

■「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」の概要

1. 給付金額
1人当たり100万円(8万円/月×12カ月、一時金4万円)

2. 給付人数
最大100人

3. 給付対象期間
2021年4月~2022年3月

4. 募集対象
指定の大学に2021年4月時点で修士課程1年次として在籍し、情報工学や情報科学、統計学などの分野において、AIに関する学修・研究に取り組む学生

5. 選考方法
書類選考(必要に応じて面接も実施)

6. 応募方法
対象の大学を通して、JEESが2020年10月16日から2021年1月8日まで応募を受け付ける。応募には2021年4月時点で在籍予定の大学の学長推薦などが必要。

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