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電脳交通、タクシーDXを進める「クラウド共同無線パートナーシップ制度」を開始

株式会社電脳交通は、日本全国のタクシー事業者の人材採用・育成の課題を解決し、地域に安定した配車業務が可能となる「クラウド共同無線パートナーシップ制度」を開始したと発表した。
これまで配車委託サービスの提供で培ったノウハウと専用システムを提供し、効率的な配車の仕組みを構築・活用したい事業者とのパートナーシップを強化する。

■背景

日本国内のタクシー市場はモータリゼーションによる市場縮小、就労者の高齢化に伴い、特に一部の都市圏を除いて経営が苦しい状況にあり、ここ数年は業界再編の波が新型コロナの影響によって加速しており、固定費削減を目的とした共同配車の検討が進んでいる。

電脳交通は、地方の小さなタクシー会社から創業した2015年より配車委託サービスを提供し、共同配車専用システムと社内オペレーションの構築により、統一の配車ルール不要で複数事業者の配車ルールを1チーム内で並行運用する仕組みを実現している。

また2019年からは神戸や福岡などで配車センターの営業譲受により、既に共同配車の運用も開始している。このようなタクシー業界の課題を電脳交通が主体的に解決するための取り組みとして、日本全国を対象としたパートナーシップ制度の提供を行うとのことだ。

■サービス概要

出典元:プレスリリース
今回提供開始する「クラウド共同無線パートナーシップ制度」は、これまで電脳交通が提供し約5年に渡っての配車実績がある「配車センター委託サービス」「リモート配車」の運用ノウハウと、これまで社内のみで使用していた共同配車向けシステムを日本全国のパートナー事業者に提供し、各地域ごとに適した共同配車の運用を実現する制度だ。

大きな特徴の一つに従来の共同配車で必須だった「配車ルールの統一や電話番号の変更が不要」な点が挙げられる。これまでの配車ルールを変更すること無く、既にこの仕組みを活用しサン無線(神戸)、明交運輸(福岡)より配車センター業務を譲り受け営業を続けており、複数の配車ルールを並行して運用している。今回のパートナーシップ制度ではこれらの仕組みを一括で提供する。

このパートナーシップ制度の第一弾として、北海道エリアでは、TKタクシーの導入が決定しており、周辺で運行するタクシー事業者の共同配車を受け入れる体制を整えているとのことだ。

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