ECサイトと工場による顧客参加型のアパレルプロジェクトが開始

株式会社cd.は、自社ECサイト『haco!』にて、”ファッション業界ができるサステイナブル”の可能性を広げる「hactory!(ハクトリー)プロジェクト」を立ち上げたと発表した。

コロナショックを期に明るみになったファッション業界の課題である、在庫過多からの大量廃棄の構造を変えるべく、工場とタッグを組み、顧客参加型の企画生産を実施。在庫を出さず、ヒット商品を生む仕組みに進化させていく。これまで『haco!』はLOVE AND PEACE PROJECTや、PEACE BY PEACE COTTON PROJECTなど、服を生み出すサイクル上で、社会・環境問題への取り組みを続けてきた。

しかし、コロナショックを受け、他社でコロナ前に企画や生産されたアイテムたちが余ったり、捨てられるのを見たり、聞いたりすることになったという。haco!は、これまでも、自分たちで生み出した服を捨てることはしなかった。しかし、社会をしあわせにする服の生み出し方は、これから変わっていくべきだと改めて感じ、新たなプロジェクト『hactory!』を立ち上げたとのことだ。ファッション業界の「半年サイクル」を見直し、早期SALE実施の波に流されない 〜明日や明後日や1ヶ月後をハッピーにする”おしゃれ”を楽しむための服の生み出し方〜 を実現していくプロジェクトだ。

ファッションECサイトと工場がタッグを組み、短納期の企画生産を実現。なおかつ、SNSを駆使して企画から生産までをコンテンツ化し、顧客参加型の企画生産を実施した。『haco!』の顧客との距離が近いECサイトという特徴から、企画発案時からインスタライブ上でフォロワーの声を聞き、企画に取り入れ生産開始。サンプルチェックもインスタライブ上にて行い、予約受注で販売をスタート。販売開始と同時に予約殺到するヒット商品となり、在庫リスクもないという。

hactory! プロジェクトから生まれたアイテム
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
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