Today's PICK UP

NTT、AIを活用した「特殊詐欺対策サービス」を提供開始

東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)および、西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、家庭の固定電話を利用する顧客向けに新たに「特殊詐欺対策サービスおよび通話録音機能付き端末(特殊詐欺対策アダプタ)」を2020年11月30日より提供すると発表した。

■提供の背景

特殊詐欺に対して、これまでも様々な対策が講じられてきたが、その手口は巧妙化・複雑化しており、認知件数・被害額も依然として高い水準で推移している。また、金銭的な被害に留まらず、人命にかかわる事件も発生したこと等により、顧客が電話に出ることに対して不安を感じる状況が生じているとの声も寄せられているという。こうした状況を受け、顧客ができるだけ安心して電話を利用できるよう、NTTグループは「特殊詐欺解析AIを用いた実証実験」(2019年5月9日報道発表)を実施した。本実証実験を通じて得られた知見および参加した自治体、顧客からの意見・要望を踏まえてサービスおよび通話録音機能付き端末(特殊詐欺対策アダプタ)の開発を進め、準備が整ったので、本サービスを提供することとしたとのことだ。

■サービス概要

NTT東日本・NTT西日本が提供する住宅用電話サービス(「加入電話」「INSネット64」等)と本サービスをセットで契約することで下記の機能を提供する。

・通話録音機能付き端末(特殊詐欺対策アダプタ)から、録音した通話内容をクラウド上に転送し、特殊詐欺解析AIが通話内容を解析する。特殊詐欺であると疑われる等の場合には、契約者本人や親族等の予め登録した人に、注意喚起の電話やメールを送信する。これにより、契約者本人や親族等が詐欺の危険性を察知することが可能となる。

・しつこい勧誘の電話や迷惑電話は、その番号を通話録音機能付き端末(特殊詐欺対策アダプタ)へ登録することで着信をブロックすることができる。(拒否リスト機能)

・家族や友人の電話番号をあらかじめ通話録音機能付き端末(特殊詐欺対策アダプタ)へ登録することで当該電話番号との電話は、録音、解析の対象外になり、安心して通話できる。(許可リスト機能)

人気の記事

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。