サイボウズ、ローコード開発プラットフォームに関するレポートを公開

サイボウズ株式会社は、レポート「ニューノーマル時代の企業アプリケーション戦略」を公開したと発表した。

本レポートは株式会社アイ・ティ・アール(以下、ITR)により、ローコード開発プラットフォーム導入・展開・活用のあり方について、ユーザー企業に向けて客観的に調査・分析を行った結果をまとめたもの。

■レポート公開の背景

近年、その重要性が繰り返し叫ばれているデジタル・トランスフォーメーション(DX)だが、その内容は「変革の実現手段としてのデジタル技術の活用」から「デジタルが前提となったビジネス環境への対応」へと急速に移り変わっている。2020年に入り、世界的な情勢変化が著しくなったことで、システム開発の考え方にも変化をもたらしていることが伺える。それに伴い「ローコード開発プラットフォーム」をテーマに、その活用を推進または検討している企業がどのような方向性を見据えているか、抱えている課題は何かについて調査を実施したとのことだ。現時点では、社内の本番システムに採用している国内企業の割合は一部に限られるが、導入済みのアーリー・アダプターの動向を見ると、「DX推進」「ビジネス環境の変化への対応」「新規ビジネスの迅速な立ち上げ」といったキーワードが重視されており、その実現手段のひとつとして「システム開発の内製化」が着目されている実態が浮かび上がったという。今後、その取り組みが広く紹介されるに従って、追随する企業も増えると予想されるとのことだ。

■サマリ:急激なビジネス環境の変化に対応できるローコードプラットフォーム

ローコード開発プラットフォームを導入する目的において、最も重要視されていたのは「ビジネス環境の変化への対応」となった。この結果からもローコード開発がビジネスへの貢献を強く意識して導入されていることがわかるという。IT部門と業務部門が一体となったアプリケーション戦略を手にすることはDX推進を成功に導く上で、強力な後押しになると考えられる。
出典元:プレスリリース
実際にローコード開発プラットフォームを導入・利用したことにより、急な業務環境変化にも迅速に対応できたという回答が約半数。同プラットフォームは、クラウドが普及してシステム・リソース上の制約が大幅に低減した今日において、柔軟性の高いシステム環境を迅速に構築しようとする企業のニーズに応えるべく登場した新しいタイプのシステム開発/実行環境であるといえるとのことだ。
出典元:プレスリリース
レポートはこちらに公開されている。

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