ソニー銀行、「テレプレゼンスシステム」を活用したリモート相談をトライアル実施

ソニー銀行株式会社とソニーマーケティング株式会社は、2020年12月16日(水)よりソニーストア大阪において、ソニーのR&Dセンターが開発する「テレプレゼンスシステム」を活用したリモート相談のトライアルを実施すると発表した。

■トライアル実施の背景・目的

ソニー銀行とソニーはこれまで大容量、高速ネットワークの広がりを見据えたあらたなチャネルの模索として協議・検討を進めていた。新型コロナウイルス感染症の発生・拡大をきっかけにデジタルチャネルの必要性が増してきた一方、住宅ローンや資産運用については対面相談ニーズが引き続き非常に高いことを受け、「テレプレゼンスシステム」を活用したリモート相談を期間限定で2021年2月末まで実施することになった。これにより、顧客はソニーが展開する直営店舗の関西拠点であるソニーストア大阪に設置された「テレプレゼンスシステム」を通じて、ソニー銀行 CONSULTING PLAZAのアドバイザーと ”まるで同じ空間にいるかのような感覚” で住宅ローンや資産運用について相談することが可能となる。なお、相談は完全予約制となっており、予約は電話で受け付け。相談後に住宅ローンの手続きや投資信託の売買など実際に取り引きする際は、ソニー銀行の口座開設が必要だ。

■「テレプレゼンスシステム」について

「テレプレゼンスシステム」はソニーのR&Dセンターで開発されてきたもので、4K超解像技術やテレプレゼンス環境に最適化した視認性制御技術、および4K映像の縦型配置に関するノウハウを活用することで、離れた場所にいる相手の存在感や空間の雰囲気を感じさせることができる。また、ステレオエコーキャンセルを始めとする高音質化技術などにより、同じ場所にいるような自然な会話が可能だ。この他に、その場の状況に応じて心地良いつながり感を提供するインタラクションおよびAI技術などを統合することによって、離れた場所同士であっても、"まるで同じ空間にいるような自然なコミュニケーション"を実現する。

「テレプレゼンスシステム」を活用したリモート相談のイメージ
出典元:プレスリリース

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