NEC通信システム、3Dセンサを活用しコンテナ内の積載容積率を可視化する技術を開発
2021/1/14
NEC通信システムは、3Dセンサを活用しトラック等の荷物の積載容積率を可視化する技術を開発した。1台の3Dセンサで効率的にコンテナ内の積載容積率を可視化することができ、コンテナ内部のような暗部でも高精度な可視化を実現。2021年度中に本技術の製品化を目指すという。
■特長
1台のセンサで対象物の3D深度(距離)情報を取得することができ、低コストで積載容積率を可視化する。センサ位置についてもバース等に固定して設置するほか、倉庫内やトラック、航空機、船舶等のコンテナ内部に設置することが可能だ。
2.明るさに左右されない高精度な可視化
バース等に設置した3Dセンサによりトラックコンテナ内の積載量を容積率として可視化。3Dセンサを活用するため、トラックコンテナ内に十分な明るさがない場合でも、高精度に可視化する。
なお、同社は「第5回 スマート工場EXPO -IoT/AI/FAによる製造革新展-」ならびに「第13回 オートモーティブワールド」に本技術を出展する。