NEC、生体認証とID連携の機能を実現する「Digital ID プラットフォーム」を提供開始
2021/1/14
NECは、New Normal時代の新しい働き方の実現に向けた製品開発や体制を強化し、今回新たに生体認証と複数のソリューションをつなぐID連携機能を一体化した「Digital IDプラットフォーム」のサービス提供を開始すると発表した。
Contents
■背景
■「Digital IDプラットフォーム」の特長
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、約7か月間のNEC社内での実証を経て最適化されたプラットフォーム。本プラットフォームを活用し、体表温測定やマスク未着用検知を含む執務エリアへのタッチレスな入退管理からPCログイン、ロッカーや複合機の利用、自動販売機や店舗での買い物や食堂利用などの様々なシーンをシームレスにつなげることができる。すでに実績があるソリューションメニューから顧客のニーズに合わせて組み合わせることができるため、短期間で効率的な構築が可能だ。
2. 生体認証とID連携の機能を一体化
生体認証とID連携の機能を一体化し、クラウドサービスとして提供する。本プラットフォーム上では、顔認証などの生体認証を鍵として、本人に紐付く様々なIDを連携することで、事業者は、複数のサービスやソリューションを安全かつシームレスにつなぎ、利用者に提供できる。これにより、従来のシステム構築に比べてスピーディで低コストかつ顧客の事業状況に応じた柔軟な拡大が可能となる。なお、本プラットフォームには、NECの生体認証「Bio-IDiom」の中核技術である顔認証技術を用いている。
3. スピーディな導入を支援する検証環境を準備
2021年度から本プラットフォームに接続できる検証環境を用意し、専任メンバーが要件の洗い出しから導入までをワンストップで支援する。また、本環境はソリューションを開発・検証する共創環境でもあり、顧客やパートナー企業とのスキーム作り・事業創出の場としても活用可能だ。