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アボット、1秒スキャンで血糖測定が可能なスマートフォンアプリの提供を開始

アボットジャパン合同会社は、スマートフォンでスキャンすることで糖尿病患者の日常の糖尿病管理に用いることができるスマートフォンアプリ「FreeStyle リブレLink」の提供を開始したと発表した。
FreeStyleリブレLinkアプリは、無料でダウンロード可能だ。FreeStyleリブレのユーザーは、上腕に貼った最長14日間使用可能なFreeStyleリブレセンサーをスマートフォンでスキャンすることで、現在のグルコース値や直近8時間の血糖変動(血糖トレンド)がスマートフォンに表示される。また、FreeStyleリブレLinkは、血糖変動をトレンドやパターンとして見える化することで、糖尿病患者自身が自分で糖尿病の管理状況を把握することができる。なお、FreeStyleリブレは、1型・2型等の病型を問わずインスリン療法を施行中の患者に保険適用されているとのことだ。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース

■たった1 秒のスキャンが、糖尿病患者の日常の糖尿病管理を変える

日本では、血糖自己測定(SMBG)が広く使われているが、指先穿刺を伴い、測定時の血糖値をピンポイントで把握することしかできないという課題がある。また、SMBGはいくつかの器材と採血による血液が必要となるため、測定に数分の時間が必要だ。2020年にアボットが実施した調査によると、インスリン治療を行う糖尿病患者の8割以上が外出先での血糖自己測定を負担に感じており、約8割が測定時に人目を気にしていることが明らかになったという。新しいFreeStyleリブレLinkは、専用のリーダーを使わず、互換性のあるスマートフォンによるたった1秒のスキャンで血糖測定が可能だ。これにより、血糖測定の頻度が高まり、生活の質の向上に貢献することが期待されるという。

■豊富なデジタル情報がより良い糖尿病の自己管理を実現

FreeStyleリブレLinkアプリは、さまざまな血糖データを、血糖トレンドや変動パターンといった形で見える化し、提供する。現在のグルコース値、血糖の変動傾向を示す矢印、最長8時間の血糖トレンド、最大90日分のデータによる血糖変動の傾向をグラフ化したAGP(Ambulatory Glucose Profile)、目標グルコース値の範囲内時間などの豊富なデータにより、患者は自身の血糖管理状況を把握することができる。ユーザーは、アプリ上で最長90日間分のデータをいつでも閲覧可能だ。なお、FreeStyleリブレのユーザーは、血糖管理を改善し、目標グルコース値の範囲内時間を増加させ、高血糖および低血糖時間を短縮し、HbA1cを改善させていることが、リアルワールドデータにて示されているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■オンライン診療においても、より良い糖尿病治療を実現

FreeStyleリブレLinkに保存される最長90日間のデータは、クラウドベースの糖尿病管理システムであるリブレViewと連携した場合、自動的にアップロードされ、医師と共有することが可能だ。指先穿刺によって得られる測定時のピンポイントでの値と比べ、詳細な血糖データや過去の履歴、傾向など豊富な情報が得られ、オンライン診療においても役立てられる。

京都府立医科大学 大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学 教授の福井 道明氏は次のように述べている。「より良い糖尿病管理において、糖尿病患者さんが自身の血糖状況を把握し、管理することは非常に重要です。特に現在の新型コロナウイルス感染症流行下においては、自身の血糖状況に応じた自己管理が大切になります。FreeStyleリブレLinkによって、患者さんはより手軽に、少ない負担でグルコースデータを読み取ることが可能となり、より頻繁なグルコース値の確認や自身の血糖トレンドの深い理解につながることが期待されます。患者さんの意識および行動変容は、より良い糖尿病管理だけでなく、新型コロナウイルス感染症の重症化リスク軽減においても非常に重要です」

アボットジャパン合同会社の糖尿病治療部門のジェネラル・マネージャー、キャロライン・ジョンソン氏は次のように述べている。「私たちはFreeStyleリブレのプラットフォームを常に進化させることで、糖尿病患者さんが糖尿病管理の多くの煩わしさから解放されることを目指しています。FreeStyleリブレLinkは、糖尿病患者さんが普段使用しているスマートフォンを利用することで、患者さんの生活に自然に溶け込んだデジタルヘルスツールです。そして、このアプリは今後生活に関わる様々なデータを一体化させた血糖管理の実現に向けた大きな1歩になると考えています。私たちは、今後も、患者さんのより豊かで健康的な生活に貢献して参ります」

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