ドラレコ型AI事故状況説明システムに、相手車両の進行方向やスピード等の挙動を分析する新機能が追加
2021/2/24
三井住友海上火災保険株式会社は、2020年11月に導入したドラレコ型AI事故状況説明システム「Ai’s(アイズ)」に、相手車両の進行方向やスピード等の挙動を分析する機能を新たに追加すると発表した。
Contents
■背景
■「Ai’s(アイズ)」の概要
(1)特長
①分析結果をタイムリーに反映
専用ドライブレコーダーが衝撃を検知した後、AIが数分程度で事故状況を自動作図するため、迅速に事故の場所や状況を顧客と共有することが可能だ。
②事故状況の詳細を瞬時に把握
センターラインや道路幅員による優先該当可否、徐行や速度違反の有無など、映像から正確な状況を自動で画面表示する。さらに、事故状況を説明文で表示するため、事故担当者が顧客と同じ状況を瞬時に把握することができる。
③顧客に寄り添った対応
顧客が事故に遭った動揺から事故状況をうまく説明できない場合等にも、AI分析で事故担当者が事故状況を把握でき、顧客に寄り添った対応で安心を届ける。
(2)期待される効果
・AI分析により、顧客が事故状況を説明する手間や時間を大幅に短縮する。
・事故当事者の主張が異なる場合にも過失交渉が円滑に進むなど、迅速な解決につながる。