エンタメ特化ブロックチェーンネットワーク「パレット (Palette) 」、テストネットの運用を正式開始

株式会社Hashpaletteは、エンターテイメント領域に特化したブロックチェーンネットワーク「パレット (Palette) 」のテストネットの運用を2021年3月2日に正式に開始したと発表した。

■エンタメ特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」について

パレットは、NFT(Non-Fungible Token)を利用したコンテンツ流通に最適化されたブロックチェーンネットワークであり、日本発コンテンツのブロックチェーンを通じたグローバル発信の強化を目的にしている。また、パレットはクロスチェーン技術を実装していることも大きな特徴であり、発行したNFTは他のブロックチェーンネットワークに転送することも可能だ。テストネットでは、イーサリアム(Ethereum)、ネオ(NEO)、オントロジー(Ontology)の3つのブロックチェーンネットワークとのクロスチェーンに対応しており、対応先を今後順次拡大していく予定だという。パレットは、2020年3月2日に設立された株式会社Hashpaletteを主体として、研究開発が進められ、2020年11月より試運転を行ってきた。ネットワークが安定したことを受けて、コンセンサスノードと共同でテストネットを運用するフェーズに入ったとのことだ。

■パレットコンソーシアム (Palette Consortium) について

パレットは、コンセンサスノードがステーキングの仕組みに基づいてブロックチェーンネットワークを運用する。コンセンサスノードは「パレットコンソーシアム」を構成し、パレットに対するガバナンスを行う。

テストネットフェーズでパレットコンソーシアムに参加する企業は以下の通り。
Neo Foundation Ltd.
Ontology Foundation Ltd.
Internet of Services Foundation Ltd. (IOST財団)
ICON Foundation
コインチェック株式会社 *
オーケーコイン・ジャパン株式会社
フォビジャパン株式会社
Animoca Brands Corp Ltd.
株式会社HashKey DX(HashKey Digital Asset Group)
株式会社セレス
株式会社Link-U
株式会社HashPort
株式会社Hashpalette

* パレットのシステム動作を第三者的に検証するエンジニアリングパートナーとして参加

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