デジタル技術で宇宙飛行士の疑似体験が可能になる「体験型宇宙エンターテインメント」のサービス化に向けたクラウドファンディングが開始

株式会社amulapoは、2021年3月24日よりクラウドファンディングプラットフォーム「Campfire」にてクラウドファンディングを開始。デジタル技術によって宇宙飛行士の疑似体験が可能になる、次世代の体験型宇宙エンターテインメントのサービス化に向けたプロジェクトへ挑戦中だ。

■クラウドファンディング概要

amulapoは「日本の科学技術振興と宇宙産業の促進」というビジョンを掲げて、これまでも多くの人に直接「体験」を届けながら科学技術の促進となる事業を進めてきた。今回、クラウドファンディングにより資金調達をする体験コンテンツは「バーチャル宇宙飛行士体験」だ。
出典元:プレスリリース
amualpoで開発を進めているバーチャル宇宙飛行士体験は、
・「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」(​茨城県つくば市で体験が可能)
・「ARを用いた月面宇宙飛行士体験」(鳥取県鳥取市で体験が可能)
と2つの地域への導入を進めており、これまで数回の実証実験を繰り返すなどして開発を進め、どちらも完成まであと一歩のところの段階にあるという。今回、クラウドファンディングを実施することで、サービス化に向けて事業を加速させたい考えとのことだ。宇宙飛行士体験のコンテンツをより多くの人に届け、最後の一歩である「実際に多くの人に体験してもらう」ためのきっかけをつくると共に、先端技術や宇宙のワクワクを感じてもらうきっかけをつくることを目指す。
出典元:プレスリリース
リターンとして、2021年の8月や9月に開催を予定している体験イベントへの先行予約権や、クラファン限定の宇宙体験映像、さらにはamulapoのオリジナルグッズなどが用意されている。

■バーチャル宇宙飛行士体験とは

VR/ARによる可視化技術やロボット・AI等の自動化技術を用いて、疑似的にまるで「宇宙飛行士」になったかのような体験ができる。これまでにない新たな宇宙体験の機会、そして新たな知識や興味の創出へと繋げる。

<バーチャル宇宙飛行士選抜試験>
〇体験コンテンツ名:バーチャル宇宙飛行士選抜試験
〇体験場所:茨城県つくば市
〇対象年齢:小学校3~6年生
出典元:プレスリリース
地上約400km上空にある国際宇宙ステーション、通称ISS。amulapoの技術によって茨城県つくば市に、バーチャルISSが現れる。このバーチャルISSを舞台にして、宇宙飛行士になるための能力が問われる選抜試験へ挑戦。選抜試験には、船外活動、船内実験、宇宙食など従来の試験に比べてより実践に近い内容の試験を体験することができ、それぞれの試験を通して自身の宇宙飛行士への適性を測定できる。

<月面AR宇宙飛行士体験>
〇コンテンツ名:ARを用いた月面宇宙飛行士体験
〇予定体験場所:鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)
〇対象年齢:満18歳以上
出典元:プレスリリース
鳥取砂丘での月面宇宙飛行士体験、実証実験の様子舞台は体感温度氷点下、辺り一面が暗闇世界の鳥取砂丘。最新のバーチャル技術により、模擬的に整備された月面環境下においてパートナーとペアで月面探査ミッションを行う。

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