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歯科矯正D2Cブランドで「経営者向け歯科矯正プロジェクト」が開始

歯科矯正D2Cブランド「Oh my teeth」を提供する株式会社Oh my teethは、経営者が一人でも多く歯を見せて笑えるように「Oh!プロジェクト」を立ち上げた。2019年12月のローンチから、3000回以上のサービス改善を実施し、矯正開始までのリードタイムを50%短縮に成功。また歯科矯正は1~2割が挫折する傾向にある中、93%のユーザーが計画通りに矯正中だという。

■経営者は、笑顔の連鎖を作る存在。

同社は、テクノロジーで未来の歯科体験を生み出すことをミッションにしている。その未来を作るために、まず経営者の歯に対する悩みを解決する必要があると考えたという。経営者は影響力が高い存在であり、経営者が笑顔になることで、あらゆる関係性に笑顔が連鎖していく可能性があるからとのことだ。今回Oh my teethでは、経営者により一層支持される歯科矯正サービスになるために「Oh!プロジェクト」を立ち上げた。

■2019年12月のローンチから、3000回以上のサービス改善。矯正開始までのリードタイムを50%短縮。

出典元:プレスリリース
Oh my teethは矯正開始後の通院が原則不要。AIによる歯列画像解析や、矯正情報をデータベース化し、チャットボットに活用するなどテクノロジーを活用することで通院回数の減少を実現。Salesforce(セールスフォース、顧客管理ツール)を導入し、問い合わせから矯正完了までのユーザーデータを元に、データドリブンでサービスを改善しているという。ドクターや技工所(マウスピース製造チーム)との調整含む全ての社内連携をコミュニケーションツールのSlackに一本化することで、通常FAXなどを活用したコミュニケーションをダイレクトに短縮。ユーザー情報など全てをデジタル管理しており、完全ペーパーレスな環境だという。このようにテクノロジーを活用することで、2019年12月のサービスローンチから今日に至るまで、3000回以上のサービス改善を実施し、矯正開始までのリードタイムを50%短縮することに成功しているとのことだ。

■LINEを活用したコーチングで伴走。93%のユーザーが計画通りに矯正中。

出典元:プレスリリース
マウスピース矯正では、徹底した自己管理が必須だ。毎日20時間、食事中と歯磨きの時以外は基本的にマウスピースを装着する必要があり、装着時間が短いと計画通りに歯が動かず、最悪の場合はマウスピースの作り直しが発生するという。同社はLINEやビデオ通話を使い、ドクターや歯科衛生士らが、オンライン上で進捗をサポート。ライフスタイルに合わせた着用アドバイスや着用時間を管理し、一人ひとりに合わせたベストな提案を行うことで、ユーザーを確実なゴールへと導く設計を実現しているという。一般的な歯科矯正サービスでは、1~2割が挫折する傾向にあるというが、LINEを活用し伴走することで、93%のユーザーが計画通りに矯正を進めているとのことだ。

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