埼玉県戸田市、クリエイティビティなどの「非認知スキル」の開発・育成に関する調査を市内の中学校・高校と共同で実施へ

埼玉県戸田市教育委員会とInspire Highは、クリエイティビティなど21世紀を生きるために必要とされる非認知スキルの開発・育成に関する調査を市内の中学校および高校と共同で実施すると発表した。

戸田市は先進的な教育改革に取り組んでいる自治体として知られており、これまでも多くの産官学との連携による「戸田市SEEPプロジェクト」を掲げ、21世紀型スキル、汎用的スキル、非認知的(社会情緒的)スキルの育成に力を入れてきた。今回の連携では、戸田市立喜沢中学校と戸田市立喜沢小学校をモデル校としてInspire Highを試験導入。導入前後の非認知スキルの向上や、学習に対する内発的動機・キャリア観の醸成を調査検証し、今後の市内小中学校での幅広い利用を視野にいれて協働していく。

戸田市教育委員会 教育長 戸ヶ﨑勤氏 は次のように述べている。「今年1月に取りまとめられた中央教育審議会「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)において、委員として関わる中で重要だと感じたのは「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させることでした。Inspire Highは、これを実現し、全ての子供たちの可能性を引き出す新しい探究型のオンラインプログラムになり得ると直感し、すぐに導入を推進いたしました。本市が力を入れるPBL(課題解決型学習)やグローバル教育などで効果的に活用し、「答え探し」から「答えづくり」のクリエイティブな学びへの転換に繋げていきたいと考えています。」

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