東京都、サステイナブル事業などを対象にした「スタートアップ実証実験促進事業」の参加者募集を開始
2021/5/24
東京都は、イノベーションを生み出し、社会変革を促すスタートアップの実証実験をサポートし、スタートアップの成長を着実に支援する「スタートアップ実証実験促進事業 (PoC Ground Tokyo)」を実施している。本事業では、革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するスタートアップのニーズに合わせて、事業化に向けた実証実験を効果的にサポートする。今回、2021年度第1期の募集を開始すると発表した。また、本事業に協力する企業等(以下、協力企業等)についても募集している。
Contents
■背景
■事業概要
■募集概要
<主な応募要件>
(1)革新的なアイデアに基づくビジネスモデルにより、新たなビジネス領域で成功し、急速に成長することを志向するスタートアップ等であること
(2)応募時点で創業後10年未満であること
(3)東京都内において事業展開を行っている、又は行おうとしていること 等
<募集する実証実験>
(1)すでに事業モデル及び実証するための製品やサービスがあり、それについて実証したい仮説構築ができていること
(2)以下の3分野を本事業の重点領域とし、原則、これに関わる事業の実証実験であること
・サステイナブル(環境)
再生可能エネルギーの利活用やゴミ処理、食品ロスへの対応等の、エネルギーや環境に関わるソリューションを提供する事業
・ニュースタンダード
働き方やライフスタイル、インフラなど日常生活や習慣に関わる分野において、新しい生活様式や社会の仕組みを提供する事業
・X-Tech(クロステック)
科学・工学、食・農業、教育、医療、金融、情報・通信等の既存産業において、 新しい技術(AI、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーン等を含む)を活用して、課題解決や新たな価値の創造に取り組む事業
(3)期間
実証実験の期間については、約3か月を1タームとし、原則その期間内に実証結果の検証までを行うこととする。ピッチ審査後、準備が整った企業から実証実験を始める。
(4)費用
・実証実験の実施にかかる費用について、審査を行ったうえで、運営事務局を通じて東京都が負担する。
・1社あたりの上限費用は1000万円程度となる。
(5) 実証実験の場所
・スタートアップが実証実験のフィールドを決定するにあたっては、運営事務局が、応募スタートアップと協力企業等とのマッチングを行う等のサポートを実施する。
・実証実験を実施する場所は、原則都内とする。
<応募方法>
公式Webサイトの募集要項を確認し、企画提案書を作成の上、エントリーフォームよりアップロードする。
<募集期間>
【第1期】 2021年5月24日(月)~6月11日(金)
■全体スケジュール(予定)
2021年5月24日(月)~6月11日(金) 募集
2021年6月中旬 書類審査
面談・マッチングサポート
2021年7月下旬 ピッチ審査
2021年8月下旬 実証実験(第1ターム)
2021年11月中旬 成果報告会・審査
2021年12月上旬 実証実験(第2ターム)
2022年3月下旬 成果報告会