ヘルスケアテクノロジーズ、MICINと協業しヘルスケアアプリ「HELPO」でオンライン診療サービス機能を提供へ

ソフトバンク株式会社のグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社は、株式会社MICIN(マイシン)と協業し、ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」において、オンライン診療サービス機能の提供を2021年6月中に開始すると発表した。

これにより、「HELPO」アプリの利用者は、従来のオンライン健康医療相談サービスなどに加えて、MICINが提供するオンライン診療サービス「curon(クロン)」に登録されている全国約5,000の医療機関のオンライン診療を受けることができる。本機能では、オンライン診療の予約から受診、診察代金などの決済までの一連の手続きを「HELPO」アプリ上で行うことができる。また、医師から薬が処方され、かつ利用者が希望する場合は、MICINのオンライン服薬指導サービス「curonお薬サポート」を利用して、同サービスを導入する薬局のオンライン服薬指導や処方薬の配送を受けることも可能だ。

■背景

​日本は現在、少子高齢化や医療費の増加などの課題を抱え、予防医療やセルフケアの重要性が高まっている。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大などの社会情勢により、オンライン健康医療相談やオンライン診療などのヘルスケアサービスを活用して、自身の健康を管理・維持・増進することへのニーズが高まりつつある。

ヘルスケアテクノロジーズは、2020年7月から「HELPO」を通して、オンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品が購入できるECサイトを、法人や自治体、健康保険組合などへ提供している。オンライン健康医療相談では、利用者の健康に関する悩みに応じてさまざまな情報を提供する他、医療機関における適切な診療科の案内などを行ってきた。本機能の追加により、「HELPO」アプリからオンラインでの受診が可能となり、ヘルスケアプラットフォームとして健康医療相談からオンライン診療までワンストップで提供する。

MICINは、2016年から「curon」を通して、オンライン診療サービスを提供し、現在は約5,000の医療機関で導入されている。また、新型コロナウイルス感染症の流行下において、電話やビデオ通話を用いた服薬指導が可能になったことから、2020年5月からオンライン服薬指導サービス「curonお薬サポート」を薬局向けに提供しており、診療から服薬指導まで一貫したオンライン医療体験を提供している。

■オンライン診療サービス機能について

オンライン診療を実施する医療機関の診療予約から受診、診察代金などの決済まで一連の手続きを、「HELPO」アプリで行うことが可能だ。
<利用手順>
(1)診療予約:
「HELPO」アプリ内のトップメニューから、「オンライン診療サービス」を選択後、目的に合った医療機関と診療科を検索して、診療予約を行うことができる。なお、初診の場合など、医療機関の判断によっては「HELPO」アプリ上で問診への回答が必要。
(2)受診:
予約した日時に、医師とビデオ通話しながら受診することができる。
(3)決済:
診察代金は、クレジットカードで決済することが可能だ。

なお、受診後にMICINの「curonお薬サポート」を導入する薬局のオンライン服薬指導や薬の配送を受けることができる。

<オンライン診療サービス機能の利用イメージ>
出典元:プレスリリース

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