富士通と川崎市、AIや5Gを活用した持続可能な未来都市の実現に向けて連携を強化
持続可能な未来都市の実現に向けて両者は、市民と企業等をつなぐ市民参加型リビングラボを設置し、デジタル技術活用による市民の声の収集やデザイン思考ワークショップなどを7月から順次開始する。また、学生自らが川崎市の未来を描くなど、社会課題解決を試みるインターンシップを実施。さらに、川崎市立聾学校でのICT活用によるダイバーシティを重視した新しいアイデア創出など、市民を中心としたインクルーシブなまちづくりを推進する。
川崎市は、成長と成熟の調和により、川崎を持続可能で幸せのあふれる「最幸のまち」とするため、「安心のふるさとづくり」と「力強い産業都市づくり」を進めている。富士通との連携により、市民生活に身近な分野に様々な最先端の技術を実装するなど、より住みやすいまちづくりを通じて、更なるまちの価値の向上につなげる。富士通は、人々が信頼できる社会で安心して暮らせる、環境ファーストでレジリエントな社会づくりを実現する取り組みを「Trusted Society」として推進している。川崎市と創出した先進モデルをいち早くサービス化し全国に幅広く展開することで、イノベーションによる持続可能な社会を実現するとのことだ。