神奈川工科大学、AIを活用した音だけでカンニングを発見できる「オンライン試験監視技術」を開発
2021/7/2
新型コロナウイルスによりオンライン授業が余儀なくされているが、これまでオンライン授業では試験での不正行為を防止する有効な手段がなかったという。今回、神奈川工科大学先進AI研究所の上田麻里准教授らは、AIを用いた音による異音検知によってカンニングなどの不正を発見できる新技術を開発した。
この問題を解決する方法として、神奈川工科大学先進AI研究所の上田麻里准教授らは、カメラを用いない音認識によるカンニング検知システムを開発した。このシステムは、試験環境において発生する音をディープラーニングにより学習させ、不正の疑いのある音を異音として検知するシステムである。