メディカルノート、ITP患者の悩みや不安を解消する「ITPお悩みチャットボット」の提供を開始

株式会社メディカルノートは、ノバルティス ファーマ株式会社との協働のもと、ITP(特発性血小板減少性紫斑病)患者の悩みや不安を解消するためのサービス「ITPお悩みチャットボット」の提供を開始したと発表した。

■サービス提供の背景

ITP(特発性血小板減少性紫斑病)は、血液中の血小板の数が10万/μL(マイクロリットル)以下に減少する病気で、難治性疾患の1つだ。はっきりとした原因が分かっておらず、国内では毎年新たに3,000人がITPと診断されているといわれているという。血小板の減少によって出血しやすくなるほか、出血が止まりにくくなるといった症状がみられる。

ITP患者のなかには、血小板数や症状が落ち着くと頻繁に通院する必要がなくなる人もおり、それに伴い医師とのコミュニケーションの機会が減っていくことがあるという。そうした状況のなかでも患者自身が日々の小さな体調の変化を見逃さず、日常生活のなかでの疑問や不安を気軽に相談できるような環境を構築することが、今回の取り組みの目的とのことだ。
出典元:プレスリリース

■「ITPお悩みチャットボット」について

今回、ノバルティス ファーマと協働し提供する「ITPお悩みチャットボット」は、これまでは通院時にしかできなかった医師に対するささいな質問や悩みをいつでもチャットボットで相談できるようにしたもの。患者は、チャットボットにITPに関する質問や不安を相談すると、医師監修済みの回答をいつでも得ることができる。

チャットボット機能で解決しない悩みについては、メディカルノートが独自に提供するオンライン医療相談サービス「Medical Note医療相談」と連携し、患者一人ひとりに合わせたサポートを提供する。

本取り組みによって、ITP患者の精神的な負担の軽減や、ITP患者が主体的に治療に取り組むこと等が期待されるとのことだ。

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