Zホールディングス・アスクル・出前館、日用品や食料品の「即配サービス」の実証実験を実施へ

Zホールディングス株式会社(以下、ZHD)は、グループ企業のアスクル株式会社および株式会社出前館とともに、日用品や食料品を即時配達する「即配サービス」の実証実験を、2021年7月末から開始すると発表した。本実証実験は、東京都板橋区を含む一部エリアで開始し、順次3~5エリアに拡大する予定だという。

本実証実験では、ユーザーは出前館のサービス上で、アスクルが販売する約300種の商品の中から選択し注文・決済すると、最短15分で商品を受け取ることができる。出前館の配達員は注文を受けた後、都内の専用倉庫で該当商品を受け取り、自転車やバイクで指定された配達先に商品を届ける。ZHDおよびヤフー株式会社、LINE株式会社は、集客やポイント施策などのマーケティング活動をサポートする。

経済産業省が発表した2019年のBtoC-EC市場規模(物販系分野)は、10兆515億円(前年比8.09%増)と増加しているという。また、共働き世帯や高齢者の増加、新型コロナウイルスの感染防止など、さらなるインターネット通販やデリバリーへの需要増が想定される。本実証実験では飲料や衛生用品など「いますぐ欲しい」というニーズに応えることが可能とのことだ。

【即配サービス概要】
出典元:プレスリリース
・実施期間:2021年7月末~終了時期未定
・対象エリア:東京都板橋区を含む一部エリア
・サービスの流れ
1.「出前館」サービス(アプリ、Webサイト)上の「アスクル店」にて商品を注文し、配送先を指定し、決済を行う。
2. 配達員が注文情報を受領する。
3. 配達員が専用倉庫にて商品を受け取る。
4. 配達員がバイクまたは自転車で指定の配達先に商品を届ける。
・取扱商品:約300種類(予定)
洗濯用品、掃除用品、電池、ベビー用品、衛生用品、ペット用品などの日用品
チルド食品(予定)、冷凍食品、カップ麺、レトルト食品、パン、ジュース、酒類などの食料品や飲料

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