京王電鉄、DX人材の育成を目指し法人向けDX人材育成講座「DXリテラシー講座」を導入

株式会社STANDARDは、京王電鉄株式会社に、法人向けDX人材育成講座である「DXリテラシー講座」を提供したと発表した。

同社は、企業のDXプロジェクト推進を支援するために、DXにかかわる人材育成サービス、コンサルティングサービス、開発支援サービスを提供している。

今回提供した「DXリテラシー講座」は、ビジネス人材向けにAIをはじめとした先端技術の概要や、実際のプロジェクトの進め方の理解習得、事業活用するためのアウトプットを通して「DXプロジェクトを推進するための基礎知識の理解習得をし、事業活用を考えられる人材」を育成することを主目的にしたカリキュラムだという。

京王電鉄人事担当者は、「従業員教育を通じ京王グループ全体のデジタルリテラシーの底上げを図るとともに、京王グループのデジタル課題を抽出し、施策を迅速かつ効果的に実現するために導入決定をした」とDXリテラシー講座導入の目的を説明している。

2021年5月より管理職を対象に受講開始し、すでに460名の受講が修了。今後、受講メンバーを中心に京王電鉄のDXプロジェクト推進が加速することが期待されるとのことだ。

■DXリテラシー講座の概要

「DXリテラシー講座」は、企業でDX推進を行う上で必要となる知識をオンラインにて1日で習得でき、新規事業や業務改善のアイデアを集める事ができる講座で、以下のような特長がある。
・これまでデジタル技術とは縁遠かった人でも基礎的な技術知識が身につく。
・DX推進をする上での社内連携のポイントなど、より実践的な知識を習得できる。
・DX推進のよくある失敗例を学ぶことにより、DX推進の成功確率が高まる。

経済産業省の調査によると、DX推進においても重要な役割を担うIT人材は2018年時点で22万人不足しており、2030年には45万人が不足すると試算されている。「技術・サービスを用いたサービスを具体化できる人材が不足している」などの課題もあるが、DX推進にかかわる人材すべてに必ずしも高度なエンジニアリング技術が必要とされている訳ではなく、ビジネスサイドの人材のリテラシー向上により解決される課題も少なくないという。「DXリテラシー講座」は、ビジネスサイドの人材を含めたすべての人材のDXリテラシー向上に貢献するとのことだ。
出典元:プレスリリース

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