七十七銀行、ビジネスAIツールを利用し「AIを活用したデータ分析業務の内製化に向けた実証実験」を開始

株式会社aiforce solutions(以下、aiforce)は、東北6県最大手の金融機関である株式会社七十七銀行が行なう“AIを活用したデータ分析業務の内製化に向けた実証実験”が、aiforceが提供するビジネスAIツール「AMATERAS RAY」の活用によって開始されたと発表した。

■実証実験の概要

七十七銀行が保有する取引履歴などの情報をもとに、行員が「AMATERAS RAY」を活用して、顧客のニーズを分析することで最適なサービスをタイムリーに提案することが可能かを検証する。実証実験の内容を踏まえて、本格導入に向けた検討も行なわれるという。

■実験で活用されるビジネスAIツール 「AMATERAS RAY」 とは

AIの専門知識のないビジネス部門の実務者でも、ブラウザのクリック操作だけで需要予測/販売予測などの様々なAIモデル構築が可能なビジネスAIツール。従来であればデータサイエンティストが行なう業務の多くを自動化し、プログラミング知識や高度なデータリテラシーが無くても機械学習による予測/判断を可能にした、ビジネスの現場でのDXを強力に推進するツールだ。

データサイエンティストが利用する場合においても、従来のAIモデル構築にかかる作業を大幅に削減でき、仮説・検証サイクルを短い時間で回せる仕組みが提供されるツールとなっている。これによって、今まで作業に費やしていた時間を大幅に減らし、より本質的な課題解決に時間をあてることができ、結果として高い効果を生むことに集中できるとのことだ。

■実証実験に至る背景

aiforceは、七十七銀行が実施するビジネスコンテスト「X-Tech Innovation(クロステックイノベーション)2019」に参加し、東北地区大会で最優秀賞を受賞。aiforceの「AI民主化への挑戦」というビジョンにも共感し、七十七銀行グループの七十七キャピタル株式会社によるaiforceへの出資など、多くの関係がある中で、本件の実証実験の相談から開始に至ったとのことだ。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More