日本ユニシス、文書を読むスピードを1.5〜2倍にする「読書アシスト技術」をデジタルサイネージ広告の実証実験に提供

日本ユニシスは、「読書アシスト技術」をSB クリエイティブ株式会社が商業施設で実施するデジタルサイネージ広告の実証実験に提供すると発表した。

「読書アシスト技術」は、特別な訓練をしなくても、文章を読むスピードを約1.5~2倍に向上させることができる。そのため、文章を中心とした広告が新たなデジタルサイネージ広告のコンテンツになることが期待できるという。

■実証実験の概要

福岡県の商業施設に一定期間(7/19~8/8を予定)、読書アシスト技術を適用した文章中心の広告コンテンツをデジタルサイネージにて表示する。その様子をセンサーなどで検知し、広告として訴求力があるかを検証する。広告コンテンツとしての有効性が認められた場合、日本ユニシスとSB クリエイティブは共同で読書アシストを採用した広告コンテンツの普及を目指すとのことだ。

■読書アシストについて

「読書アシスト技術」を適用したレイアウトでは、1分間に読める文字数が、一般的に400~ 600字程度であることに対して、特別な速読の訓練をしなくても、最大で1,000文字程度まで、約1.5~2倍のスピードに向上させることができるという。Digital Content Expo2020にて、イノベーティブな技術に送られる「Innovative Technologies 2020 Special Prize -Use-」を受賞。読書アシストは大日本印刷株式会社の独自技術であり、日本ユニシスは大日本印刷株式会社から利用許諾をうけ読書アシスト技術を使用したサービスを展開している。

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