京都産業大学ら、デジタル技術を用いたグリーンインフラ活用・モニタリングシステム構築のプロジェクト「グリーンインフラDXプロジェクト」を開始

京都産業大学、株式会社バイオーム、東邦レオ株式会社、株式会社福山コンサルタントは、合同で“デジタル技術を用いたグリーンインフラ活用・モニタリングシステム構築に関するプロジェクト”「グリーンインフラDXプロジェクト」を開始したと発表した。

■プロジェクト概要

2021年6月7日、産学連携による“デジタル技術を活用したグリーンインフラ活用・モニタリングシステム構築に関するプロジェクト”「グリーンインフラDXプロジェクト」を開始した。プロジェクトの第1弾として、“いきもの”コレクションアプリ「バイオーム」(AI技術による種判別可能な生物調査アプリ)を用いて全国のグリーンインフラに関する市民参加型の生物調査を実施する(期間:2021年7月28日(水)~9月28日(火))。得られた結果を分析し、グリーンインフラの指標となるいきもの分布のビックデータを活用したグリーンインフラの整備適地の把握や、グリーンインフラの機能評価等、グリーンインフラのDX化を進める仕組みを検討する。

■今後の展開

本プロジェクトを通じて、グリーンインフラの普及啓発を進めながら、デジタル技術の活用により地域に散在するグリーンインフラのポテンシャルを分析し、グリーンインフラの普及、社会実装を目指すとのことだ。

■他プロジェクトとの連携

本取り組みは、茨城県守谷市で進行中の「国土交通省スマートシティモデル事業:グリーンインフラ×スマートシティ 自然共生型スマートシティモデル事業」と連携して実施する。茨城県守谷市内では、バイオームによるいきもの調査活動への参加市民に対するインセンティブとして、地産地消の食品購入等のエシカルなサービスに利用可能な地域通貨ポイントを付与する実証実験を行う。

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