スマートホテル運営のSQUEEZE、宿泊産業のサステイナブルツーリズム推進を目的にCO2ゼロのクリーン電力調達を開始
2021/8/4
株式会社SQUEEZEは、自社運営ホテルであるMinn、Theatelなどの複数施設において、アスエネ株式会社の再エネルギー100%・CO2ゼロのクリーン電力を導入すると発表した。CO2削減、地産地消、電力コストのリアルタイムでの可視化を可能にし、環境に配慮したスマートオペレーションの構築を目指す。
今後、両社が業務提携をすることにより、ホテルオペレーション業務のさらなる効率化を図るとともに、観光・宿泊産業で昨今注目が高まっている「サステイナブルツーリズム」に向けたグリーン・トランスフォーメーション(GX)を両社で実証実験をしながら推進するとのことだ。
■今回の業務提携の狙い
アスエネの提供する電気はCO2ゼロの再生可能エネルギーであり、希望の発電所を選択することによりエネルギーの地産地消にも貢献することができる。地球環境に配慮した、その土地に根付いた資源を有効活用していくことで、サステイナブルツーリズムに寄与する。
②各施設の電力量・電気代をクラウド上、リアルタイムで確認可能
宿泊施設での電力量と電気代をリアルタイムに把握することで、管理会計上の処理を効率化させ、さらに各施設ごとに時間単位で電力量を分析することで、オペレーションの最適化にも役立つ。
SQUEEZEが導入した施設では、約10%のコスト削減効果があったことを確認しているという。また、アスエネでは電力調達における市場調達比率を最小化させ、相対取引や先物取引により価格の安定性を重視したオペレーションにより、料金単価が変動しにくい設計になっているのも特徴とのことだ。