マツモトキヨシホールディングス、RPAツール「BizRobo!」を活用し約500種類の業務にRPAを導入、大幅な業務改善・効率化に成功
2021/8/6
RPAホールディングス株式会社子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社が提供するRPAツール「BizRobo!」を活用し、ドラッグストア、調剤薬局チェーンの展開を行っている株式会社マツモトキヨシホールディングス(以下、マツモトキヨシHD)は、導入開始時より約500種類の業務にRPAを導入し、大幅な業務改善・効率化に成功したと発表した。
Contents
■「BizRobo!」導入背景
①サーバー型でロボットの数が増えても管理しやすく、セキュリティが高い
②動作の安定性が高く、幅広い活用が可能
③利用者数、ロボット数に依存しないライセンス体系
④RPAテクノロジーズのパートナーである株式会社ヴィンクス社の手厚いフォロー体制
の4点が大きな理由となったという。中でも、RPAに関する情報が今ほど存在していなかった当時、充実したサポート体制が、その後のスムーズな導入の一助となったとのことだ。
■業務領域
■導入効果
商品部では単純作業の約9割をロボットに代替ができ、また、手が空いた分、データの分析や今後の対策に注力できるようになり、労働の質の向上がみられた。作業量が膨大で人力では難しかった商品リベート管理業務のRPA化を実現し、大幅な効率化を達成。財務経理部では、システムからの資料ダウンロード、データ抽出、エクセルへの転記、台帳の形式への整理、事業会社へのメール送信といった一連の作業を、複数のロボットを組み合わせ、スケジューラー機能も活用して全てRPA化。社員が行うのは最初のスタートボタンのクリックや読み込みフォルダへの格納のみになったという。
財務経理部では、経費の振替業務のRPA化に着手し、全11工程のうち、振替先および金額の確認、Excelへの転記など3工程をロボットが担当。これにより作業時間は従来の約半分にまで削減されたとのことだ。