高知県室戸市、ワクチン接種の研修にVRを活用した「VR注射シミュレーター」を導入

イマクリエイト株式会社は、一般社団法人EpiNurseが2021年8月18日に高知県室戸市において実施したVRを活用したワクチン接種研修に「VR注射シミュレーター」を提供したと発表した。

依然として感染拡大の収まらない新型コロナウイルスに対してワクチンの接種が全国的に行われてきている中、ワクチン接種人口拡大のためワクチン接種の担い手確保が課題となっている。疫学(Epidemiology)と看護学(Nursing)を組み合わせた方法論を防災・減災に実践する一般社団法人EpiNurseは、バーチャルテクノロジーでカラダの動きをデータ化し社会実装を進めるイマクリエイト株式会社と連携し、同社の開発する「VR注射シミュレーター」を用いて研修を実施した。

「VR注射シミュレーター」は、注射に慣れていない医療関係者でも筋肉注射の研修を効率的に行う為のVRコンテンツであり、教育の為の人材を派遣することが難しい僻地やコロナ禍において多人数の集まることができない状況においても、効率的にワクチン接種のトレーニングを行えるのが特徴だ。今後、ワクチン接種研修に留まらず、地域におけるVR活用の検討を進めるとのことだ。
出典元:プレスリリース
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今回の取り組みでは、VRを用いたワクチン接種研修の他、XRクリエイティブプラットフォームSTYLYを用いて室戸市と東京に拠点を構えるイマクリエイト社をオンラインで接続し、VR空間内においてディスカッションが行われた。
出典元:プレスリリース

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