パブリックベータ版ではウェブ検索して調べたうえでの自分なりの結論をメモとして投稿でき、後から同じキーワードで検索した人が欲しい答えに素早く辿り着ける機能を提供する。
ソクシルは検索結果画面で投票・ブロック・メモができるソーシャル検索プラットフォーム。現在も独自の検索エンジン含め開発中のサービスだが、今回はウェブ検索して調べたうえでの自分なりの結論を、その検索結果画面に投稿できるメモ機能のみ実装し、パブリックベータ版としてリリースしたとのことだ。
■ソクシル誕生の背景
そもそも今のネット検索にストレスを感じるのは、記事自体の良し悪しや欲しい答えがあるかどうかではなく、「本当は端的な答えで済むのに、滞在時間や広告クリックを稼ぐためわざと結論を先延ばししている」といったお金ファーストの記事に出会うときだという。SNSであればいいね数やフォロワー数によって評価が可視化され、本文を読む前に情報の良し悪しが判断できるが、ネット検索ではすべての検索者が同じ記事を読み、同じストレスを体験することになる。またその記事の評価を下げることもできない。そこで検索エンジンにソーシャル性を持たせた「ソクシル」が誕生したとのことだ。
■ソクシルの概要
ソクシルは検索結果画面で投票・ブロック・メモができるソーシャル検索プラットフォーム。いつもの検索にソーシャルの力をプラスして、使えば使うほど、また使う人が増えるほど、欲しい情報に素早く辿り着けるプラットフォームになっていく。
・検索結果画面での記事への投票ができる
検索結果の記事に対して良い悪いの投票が可能。また自分が見たくないサイトのブロックも可能だ。現状のソクシルではBing Custom Searchを利用している関係もあり未実装だが、開発中の独自エンジンのリリースとともに実装予定だという。
・調べたうえでの結論をメモとして投稿できる
今回リリースしたメモ機能は、調べたことの結論だけをメモしたり、同じキーワードで検索した他の誰かのために自分の知識やおすすめを手軽に共有することができる機能だ。メモに対していいね等の評価も可能なため、ユーザーが増えるほど人が本当に評価する情報が検索直後に表示されるようになるとのことだ。