住友不動産と東京電力エナジーパートナー、「脱炭素リードプロジェクト協定」を締結

住友不動産株式会社と東京電力エナジーパートナー株式会社(以下、東京電力EP)は、脱炭素を先導するプロジェクトを共同で企画・実施する「脱炭素リードプロジェクト協定」を締結。その第一弾として、住友不動産が施工する新築戸建住宅に「初期費用ゼロ」で住宅用太陽光発電設備と蓄電池を導入し、機器の修理から更新も含め住んでいる間サポートすることで、災害時にも電気が使える「ずっと安心」を顧客に届けるサービス、「すみふ×エネカリ」の提供を開始したと発表した。同サービスを通じ、お 顧客が発電した電力の環境価値の一部を集約・活用することで、脱炭素社会の実現にも貢献する。

■住友不動産・東京電力EP「脱炭素リードプロジェクト協定」の締結

住友不動産と東京電力EPは、ともに社会インフラを担う企業として、「2050年の脱炭素社会に向けた社会変革シナリオを共同で描き、日本および世界をリードしていきたい」という想いのもと、脱炭素プロジェクトを共同で企画・実施する業務提携契約を締結したという。

両社は、これまで事業活動を通じて脱炭素に貢献してきたが、日本の脱炭素目標の達成により大きく貢献すべく、今回の「新築戸建住宅の脱炭素」をはじめとして、オフィスビルやマンションなど各領域で脱炭素プロジェクトを推進し、今後も「事業の拡大 = 脱炭素」を追求するとのことだ。

■「すみふ×エネカリ」~新築住宅向け太陽光発電設備と蓄電池設置サービス~

・プロジェクト第一弾 脱炭素への寄与
戸建住宅の太陽光発電設備と蓄電池の普及を力強く推進することで、日本国内における住宅用太陽光発電の追加設置容量のポテンシャルを最大限に活かす。再生可能エネルギー発電総量の増加にとどまらず、再生可能エネルギー普及の課題である昼夜間の発電能力調整にも貢献し、日本の安定的な脱炭素社会への移行に大きく寄与するという。

1.取り組みの概要
「すみふ×エネカリ」は、住友不動産が施工する新築戸建住宅に、初期費用ゼロで太陽光発電設備と蓄電池を導入し、設備修理・更新をサポートするサービス。顧客の発電した電力の一部の環境価値を集約・活用することで、さらに脱炭素社会に貢献する。
出典元:プレスリリース
2.特徴、顧客メリット
「初期費用ゼロ」~設備導入時の金銭的負担を軽減~
「すみふ×エネカリ」では、太陽光発電設備と蓄電池を「初期費用ゼロ」で設置可能とすることで、導入時の金銭的負担を大きく軽減する。

「ずっと安心」~住む間ずっと 設備修理・更新サポートで不安解消~
24時間365日のコールセンター体制のもと、住んでいる間、設備故障時の修理・交換をサポートすることで、大規模災害時の停電下でも電気が使える「安心」を提供する。

環境価値の活用~環境価値を活用することで脱炭素社会に貢献し、サービス料低減~
本サービスでは、太陽光発電設備と蓄電池の普及により再生可能エネルギー発電総量を増加させるだけにとどまらず、経済産業省・環境省・農林水産省が運用するJ-クレジット制度を用いて、東京電力EPグループが顧客の自宅で消費した電力の環境価値を集約・活用することで、環境貢献企業の脱炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットを応援する。

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