VRで治療中の痛み・不安を軽減する手法「VRディストラクション」の実証実験が開始
2021/9/3
テクノロジーによる痛み・不安の軽減を理念とする株式会社xCura(エクスキュラ)は、VRによって、治療中の痛み・不安を軽減する手法である『VRディストラクション』の実証実験を2021年9月1日より開始したと発表した。
VRディストラクションとは、VRゴーグルを装着しながら治療を受けることによって、意識を映像に集中させ、治療の痛み・不安を軽減する手法のことだ。実証実験で使用しているXR Therapyは、VR映像をただ見るだけの、受動的なものではなく、独自技術により、能動的に意識を映像に集中させ、VRディストラクションの効果を最大限発揮出来るよう、設計されているという。大名さとう歯科が協力し、実験期間は、2〜4ヶ月を想定しているとのことだ。
■XR Therapyについて
出典元：プレスリリース
代表である新嶋氏の催眠の知見を生かし、催眠技法をデジタル化することによって、意識をより映像に集中させるコンテンツを提供。また、VR映像によって、呼吸の長さ・タイミングをガイドすることにより、呼吸そのものの効果で、リラクゼーションを促す。歯科クリニックや医療脱毛向けに、快適な治療（施術）体験を提供すべく、現在、開発中とのことだ。
