バイドゥと博報堂DYホールディングス、戦略的パートナーシップを締結 日本企業の日中越境ECや現地ビジネスを支援
2021/9/7
バイドゥ株式会社は、株式会社博報堂DYホールディングスの研究開発部門マーケティング・テクノロジー・センター(以下、MTC)と博報堂DYグループのデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下、DAC)と共同で、中国でのビジネスに挑戦する日本企業・団体に向け、新しいマーケティングソリューション「HDYxBaidu Data Marketing Next」の提供を開始すると発表した。
■「HDY×Baidu Data Marketing Next」とは
■「HDY×Baidu Data Marketing Next」の特徴・強み
1.博報堂DYグループ日中一体でのクロスボーダーマーケティング支援体制
2.日本で博報堂DYグループのみが利用できる「Baidu Omni Marketing」
3.Baidu Big Dataを応用した博報堂DYグループ独自のデータ分析やリサーチ
4.バイドゥ内部ランディングページ作成ツール「基木魚(ジームーユー)」を応用した顧客接点・体験開発
<強み>
博報堂DYホールディングスのMTCがバイドゥとの共同研究により開発を主導し、同グループのデジタルマーケティングを担うDAC、その子会社で中国北京に拠点をおく北京迪愛慈広告有限公司(以下、北京DAC)が日中一体体制の運営を行うことで、他社にはない独自のデータ分析とリサーチによる精密な広告プラニングが可能になったという。そしてこれにより、日本対応のみでも中国対応のみでもなく、日中両国にまたがって、クライアントの越境ECビジネス・現地ビジネスの支援を可能にしたことが、ソリューションの強みとなるとのことだ。
<広告プラニング概要>
昨今の中国における大手プラットフォームでのEC、デリバリー、ペイメントなど多岐に渡るサービスの生活への深い浸透と、新興企業により次々に登場する新しいサービス、そして多種多様なサービスチャネルにおけるEC機能の標準化など、生活者の情報接点、買物接点の多様化、細分化がある。そのような環境下において、フルファネル型マーケティング発想でのプランニングが、ますます重要になっているという。
<博報堂DYホールディングスとバイドゥ、戦略的パートナーシップを締結>
博報堂DYホールディングス傘下の株式会社博報堂は、バイドゥと中国における新プラニングソリューション開発のために戦略的パートナーシップを2018年に締結し、開発を進めてきた。今回、開発・提供体制を博報堂DYグループ会社へと広げ、さらに加速させるため、データマーケティング領域のプラニングソリューションを開発・提供する戦略的パートナーシップを博報堂DYホールディングスとして締結したことをあわせて発表した。
特徴1:博報堂DYグループ日中一体でのクロスボーダーマーケティング支援体制
HDYグループの中国拠点ネットワークに加え、6度目のバイドゥ優秀代理店認定を受賞したHDYグループのデジタルマーケティングの中核を担うDACと、中国でのデジタルマーケティング経験豊富な北京DAC、そして、グループのデータマーケティング・ソリューション開発の中核を担うMTGの三位一体の連携により、日中クロスボーダーのビジネスに挑戦する日系広告主をフルファネル型マーケティングで支援する。
日本では唯一となる「Baidu Omni Marketing」のエージェンシーアカウントを用いて、市場・競合環境分析、潜在・顕在顧客分析、マーケティング戦略策定から、定めた戦略ターゲットへのIDベースでの効率的なアプローチ(広告配信)、効果検証、そして、さらなる次の戦略提案までを、支援する。
Baidu Big Dataを活用した対象者抽出と広告配信前後のリサーチ、データ分析で、マーケティング戦略策定や効果検証、体験設計の見直しを支援する。
Baidu内部ランディングページ作成ツール「基木魚」をBaidu Data Marketingに組み合わせることで、Baidu内のスムーズな動線でのブランド体験を促進し、さらには「基木魚」コンテンツ反応者の分析を通じた動線・体験設計の改善までを支援する。