オラクル、「Oracle Cloud Infrastructure」のトレーニングと認定試験を無償で提供

オラクルは、全世界を対象に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」のトレーニングとOCI認定試験を無償で提供すると発表した。

この新規プログラムには、あらゆるスキルレベル、技術者の役割ごとにオラクルのエキスパートが作成したOCI学習カリキュラムが含まれる。このプログラムでは、学習者はすべてのOCIコースにアクセスできる。コースはデジタルでオンデマンド配信され、日本語を含む13言語に対応している。また、オラクルは「Oracle Autonomous Database」をはじめとする認定試験も期間限定で無償提供する。

OCIは、グローバルに提供されるセキュアなプラットフォームであらゆるクラウド・ワークロードを実行でき、移行も迅速でオペレーション・コストも低いため、ミッション・クリティカルなワークロードをOCIで実行する組織が増えているという。OCIの採用が増加するなか、オラクルは、顧客が「Oracle Cloud」を最大限に活用できるようにサポートを提供し、関連する実践的なクラウド・スキル・トレーニングの利用を促すためのプログラムへの投資を拡大した。

オラクルの新しいトレーニング・プログラムでは、あらゆる業界に適用できる価値あるクラウドの専門知識を得ることができ、学習者は、自分自身の価値の向上とキャリアアップを図ることができる。無償トレーニングと認定資格は、IT人材の確保にも役立ち、組織は、迅速な成長とイノベーションに必要な熟練した専門家を容易に獲得または育成できるという。

Oracle University担当シニア・バイスプレジデントであるダミアン・カレイ(Damien Carey)氏は次のように述べている。「コロナ禍でハイテクとクラウド・スキルへの依存が高まったことで、ITのスキルギャップは広がり、かつてないほど大きくなっています。このギャップは、有意義な仕事を求める人々だけでなく、適格な専門家を求める企業にも影響を与えています。オラクルは、業界で最も成長が著しいと言われるクラウド・テクノロジーに関する無償トレーニングを提供することで、個人が仕事で成功するために必要なスキルを身に付けられるようにすると同時に、お客様が『Oracle Cloud』への投資の価値を容易に最大化できるようにします。」

オラクルが提供する新規プログラムの主な内容は次の通り。
・デジタルOCIトレーニング全体へのアクセス。トレーニングには、複数のIT業務向けの全レベルのコースが含まれ、いつでもアクセス可能。コースは日本語を含む13言語で提供される。
・Oracle Cloud Free Tier経由での実機環境を使用したハンズオン・ラボ
・認定資格取得のための試験準備コースや模擬問題集から認定試験受験までの一貫した学習体験
・オラクルのエキスパートが指導するオンライン形式のライブ・セッション
・新たなキャリア機会を探している人をサポートするキャリア・リソース

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