学習管理アプリ「Studyplus」、電子参考書が使えるデジタル教材プラットフォーム「Studyplusブック」を2022年1月より提供へ
2021/9/15
スタディプラス株式会社は、学習管理サービス「Studyplus」にて、学習参考書をはじめとする電子教材が使えるデジタル教材プラットフォーム「Studyplusブック」を2022年1月より提供開始すると発表した(一部サービスは2021年11月より先行リリース予定)。
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「Studyplus」で同機能を提供することで、教材学習のスタディログをシームレスに蓄積することができるようになる。「Studyplusブック」は個人利用はもちろん、学校や塾などでの法人利用にも対応するため、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」と合わせて利用することが可能だ。これにより、学校や塾をはじめとする教室で「Studyplusブック」のスタディログに基づいた指導を実現することができるという。
なお、スタディプラスが2019年9月より提供している電子参考書サービス「ポルト」は「Studyplusブック」に統合する。単独サービスとしての「ポルト」は段階的にサービスを終了する予定とのことだ。
■「Studyplusブック」の機能
その他にも、以下のような機能を備えている。
・音声再生機能
・しおり機能
・一問一答などの暗記系教材にぴったりな「暗記チェック機能」
通常のビューア以外に、一問一答形式の教材に対応する「暗記チェック機能」も提供予定。問題に対する回答が確認できるだけでなく、問題ごとに正誤記録を残すことができるので、「間違えた問題だけをやり直す」「正答率から自分の理解度をチェックする」といった使い方も可能だ。
※暗記チェック機能は一部の教材のみで対応予定
■月額980円で参考書200冊以上が利用できる「Studyplusブック読み放題」
スマートフォン/タブレット(iOS/Android)に対応しているため、分厚く重い参考書を持ち歩くことなく、いつでもどこでも手持ちの端末を勉強に使うことが可能になる。
【Studyplusブック読み放題:利用料金】
App Store/Google Play課金:980円/月(税込)
【Studyplusブック読み放題:提携出版社(2021年9月時点)】
株式会社アルク、株式会社旺文社、株式会社学研プラス、株式会社KADOKAWA、株式会社河合出版、株式会社かんき出版、株式会社京都書房、株式会社研究社、株式会社講談社、株式会社新興出版社啓林館、株式会社水王舎、株式会社スタディカンパニー、株式会社世界思想社教学社、株式会社Z会ソリューションズ、株式会社第一学習社、東京書籍株式会社、株式会社ブックマン社、株式会社山川出版社
■紙版の購入で電子版を提供する「Studyplusブックコード」
対象となる紙の参考書を購入すると、Studyplus上で利用できる電子版(Studyplusブック教材)を提供する。これまでの発行コード数は30万コード以上。全国約550の学校でブックコードが利用されているという(前身であるポルトコードからの実績/2021年9月時点)。
Studyplusブックコードを導入することで、紙の参考書とデジタル参考書を用途によって使い分けることが可能になる。文部科学省がデジタル教科書について「紙とデジタルを併用していく」方針を示しているように、教育現場の実情に則して紙とデジタル双方の強みを活かした指導が実現できるとのことだ。
株式会社京都書房、株式会社Z会ソリューションズ、株式会社第一学習社、株式会社山川出版社