「ポケットWiFi関連サービスのカオスマップ2021年9月版」が公開

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、社会全体で出勤の自粛やテレワークへの移行の流れが加速した。これに伴い通信回線に対する需要が高まり、ポケットWiFi業界では、この1年だけでも新たなサービスが続々と登場しているという。

「WiMAX比較.com」では、WiMAX・ポケットWiFi専門比較サイトの立場から、ポケットWiFiの利用を考えている人に多くの選択肢を知ってほしいと考えているという。

このカオスマップはポケットWiFi選びに悩んでいる人が、快適なインターネット環境や最適なサービス・プランの選択に役立てることを目指し作成したとのことだ。

ポケットWiFi(モバイルルーター)とは、「持ち運び可能で、どこからでもスマホやPCをインターネットに繋げてくれるWiFiルーター」の総称。「ポケットWiFi関連事業のカオスマップ2021年9月版」では、ポケットWiFiを提供しているサービスを「4大キャリア提供」・「WiMAX」・「クラウドSIM」と3つのタイプに分類し、合計で66の最新サービスを掲載している。

・4大キャリア提供の紹介
docomo,au,SoftBank,楽天の4大通信キャリアの回線を用いるポケットWiFiを指す。携帯キャリア大手が提供している回線のため、電波の繋がりやすさ、カバーしているエリアの広さ、通信の安定性が強みだ。その他、5G対応モバイルルーターとして最大通信速度が3.0Gbps越えの製品もある。

・WiMAXの紹介
au並びにUQ WiMAXと、その他WiMAX回線を提供するプロバイダ（代理店）を指す。WiMAXは比較的にリーズナブルな価格でポケットWi-Fiを利用できることが強みで、月間の通信制限なく利用することができる。

・クラウドSIMの紹介
SIMを仮想化することで、docomo,au,SoftBankといった3大キャリアの回線を同端末で切り替えて利用できるポケットWiFi。3大キャリアの回線が利用可能（通信速度の制限あり）で、海外でもそのまま利用可能な便利さが特徴だ。

ポケットWiFiの契約期間には購入、長期レンタル(1年以上)、短期レンタル(1日～数ヶ月)があるが、今回のカオスマップには購入と長期レンタルを扱うサービスに絞って記載したとのことだ。

調査概要
調査名：ポケットWiFi関連事業カオスマップ調査
調査対象：ポケットWiFi関連事業会社(短期レンタル事業を除く)
調査期間：2021年9月14日
調査方法：インターネット調査