AIによる献立・栄養管理支援アプリ「おいしい健康」、ユーザーの健康状態や食の好みに合わせて最適な栄養バランスの献立を提案する「A.I.おすすめ献立」機能を正式リリース

株式会社おいしい健康は、一人ひとりのユーザーに最適な栄養バランスの献立を提案する「A.I.おすすめ献立」機能を正式リリースしたと発表した。毎日の家庭での食事において、「献立を考えるのが負担」・「栄養バランスに配慮するのが難しい」といった悩みを抱える人に向け、エビデンスに基づく食事をおいしく手軽に楽しめるよう、「A.I.おすすめ献立」がサポートする。

■「A.I.おすすめ献立」機能リリースの背景について

日々の食事を通じた栄養管理は、病気の予防やダイエット、疾患治療や妊娠時における大きな課題の1つだ。『おいしい健康』ではユーザー調査を行い、健康な人から疾患治療中の人まで、さまざまな健康属性の人からの食事や健康課題に関する回答を得られたという。

・健康を気にする約7割が「医師や管理栄養士などの栄養指導を受けていない」
調査の結果、69.4%が、「病院や健康診断で、医師や管理栄養士などから栄養指導や注意を『受けていない』」と回答。健康意識が高かったり、疾患や妊娠などの栄養管理が必要であったりするにも関わらず、多くの人が十分な栄養指導を受けられていないという現状が明らかになった。
出典元:プレスリリース
・約4割が新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言によって「料理頻度が増加した」
調査では「夕食を週5日以上、料理する」は80.1%に達し、さらに全体で44.2%が新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言によって「料理の頻度が増えた」と回答している。
出典元:プレスリリース
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・約8割が『献立疲れ』と『栄養バランス難民』の状態に
このように家庭での料理頻度が増加する中、「献立を考えることが負担」と回答した人は83.4%に。80.6%の人が負担であると回答した「レパートリーが少ない・マンネリしやすい」というのも献立に関連する悩みであると捉えられることから、家庭での料理における最も大きな悩み=『献立疲れ』というキーワードが浮かび上がってきたという。またそれとともに、食事の栄養バランスや栄養計算に悩む『栄養バランス難民』も80.3%となり、これら2つの困りごとが「ウィズコロナ時代における、食生活の2大重要テーマ」であることが示唆されたとのことだ。
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特に栄養計算に関しては、下記グラフからも分かる通り、疾患を持つ人に限らず、健康な人も同じように負担が大きいことが明らかになったという。
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・献立を上手く作れず、食事がワンパターン化。結果、栄養バランスが崩れる負のスパイラルに
このような『献立疲れ』により、日々の献立を上手く作れずにいると食事がマンネリ化し、ワンパターンなものになりがちだという。その結果、偏った栄養バランスの食事が続いたり、食べ飽きてリバウンドしてしまったりする恐れがあり、場合によっては健康状態の悪化につながる可能性がある。同社ではこうした「献立疲れに端を発する、栄養と健康の負のスパイラル」を解決すべく、2021年8月から「A.I.おすすめ献立」機能お試し版を提供してきたが、機能改善及び新機能を加えて今回正式にリリースするとのことだ。

■新機能「A.I.おすすめ献立」機能のポイント

1.ユーザーの健康状態に適した献立をAIが自動提案
約1万品のレシピと約50万件の疾患別献立データから、ユーザーに適した栄養バランスの献立をAIが提案。献立疲れを解消し、栄養バランスの良い食事を無理なく継続できるよう、おいしく、手軽なレシピの組み合わせを多数提案する。
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2.面倒な栄養計算も自動で実施。食事の栄養バランスを「見える化」する
食事の栄養バランスに気をつける上で、「献立の栄養計算」を行い、さらにそれが自身や家族の「健康状態に合っているかどうか」を確認することは、非常に大きな負担となる。「A.I.おすすめ献立」では、そのような面倒な作業も全てアプリで自動で行い、食事のエネルギーや塩分、PFCバランス、食物繊維など、気になる栄養価をリアルタイムで瞬時に「見える化」する。
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3.冷蔵庫にある食材や食事の好みを献立提案に反映
「冷蔵庫にある食材を使いたい」「今日は和食の気分」「お腹の具合が良くないので、さっぱりした食事」など、自身や家族のその時々のニーズを踏まえた献立提案を行うことが可能だ。厳格な食事管理をしたい・ゆるやかな食事管理で十分、といった提案精度の設定も行える。
出典元:プレスリリース

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