読者と直接つながるニュースレター配信サービス「theLetter」が正式ローンチ

株式会社OutNowは、読者と直接つながるニュースレター配信サービス「theLetter」正式版を2021年10月18日より一般向けに提供開始すると発表した。

■集客や収益化に最適化したニュースレター

theLetterは、集客や収益化に最適化したニュースレター配信を容易にするプロダクトと、書き手が集まるコミュニティ運営によって、書き手の現状の課題を解決するという。読み手の課金や購読状況によって閲覧制限を設けたり、アンケートや返信など読者と細かなやり取りができたりする部分がプロダクトの特徴。また、theLetterコミュニティでは、ノウハウ共有が行われていたり、書き手同士のコラボレーションのきっかけも提供する。なお、theLetterは誰でもサインアップでき、配信中の書き手の一覧も見ることができる。
出典元:プレスリリース

■デジタル化しても記事単価は20年変化がない

寄稿など媒体での執筆の記事単価は、デジタル化が進んだ一方で長年変化が少なく頭打ちであるため、ジャーナリストやライターなどの書き手は、執筆本数やコンサルティングやタレント業などの執筆以外の仕事量に依存した労働集約になりやすい現状があるという。自身で発信していくにしても、収益化ノウハウの不足や炎上リスクの増加など、多くの課題があるとのことだ。そのような中、数年前より英語圏のニュースレターを多数購読し、もともとニュースレターの良さを知っていた創業者の濱本氏が、フェイクニュースやセンセーショナルな切り取りをする報道を目にすることなく、専門家や、当事者に近い距離で報道するジャーナリスト・ライターから直接情報を入手したいと考え始めたことがtheLetter開発開始のきっかけになったという。デジタル上の読み手からの直接収益であれば、記事単価を上げ続けられるのではという仮説があった。読み手が自分の選んだ個人やスモールチームから質の高い情報を直接得られ、書き手が継続して情報発信できるよう必要な情報にアクセスできるサービスを目指し、100回以上の書き手へのヒアリングを重ねてtheLetterは生まれたとのことだ。

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