ソフトバンクロボティクス、高等学校向け教育プログラム「AIチャレンジ」の教材開発に協力

ソフトバンクロボティクス株式会社は、ソフトバンク株式会社が2020年4月に提供を開始する高等学校向け教育プログラム「AIチャレンジ」の教材開発に協力したと発表した。「AIチャレンジ」の教育プログラムの中で、人型ロボット「Pepper」を一部活用し実践的な学習を行うことができるとのことだ。

「AIチャレンジ」は、国内のAIを活用できる人材の不足と、若手人材の育成が急務という状況を踏まえ、高校生の段階からAIの基礎や仕組みを実践的に学ぶ機会を提供する取り組みだ。

2つあるコースのうち、情報科学系に特化した学科を持つ高等学校や特別支援学校(高等部)などでの導入を想定した「AI活用実践コース」は、演習テーマに沿ったAIモデルを作成し、生徒の身の回りの課題解決を学べる実践的な内容となっている。その課題への対応のひとつとして、「Pepper」にAIモデルを組み込むことが可能だ。講義やPCを使った演習でAIを体験するだけに留まらず、AIで「Pepper」を動かすことで、AIの社会実装の実現までを学ぶ実践的な学習を行うことができるとのことだ。

またAIを実社会において活用する際に、「Pepper」を利用することで、人型ロボット等の機械を通じた具体的なAIの実装方法を学ぶことができる。

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