電脳交通とNearMe、空港送迎シャトルサービスで事業者向けシステム連携を開始

株式会社電脳交通と、株式会社NearMe(以下、ニアミー)は、電脳交通がタクシー事業者向けに提供しているクラウド型タクシー配車システムと、ニアミーの空港送迎サービス「nearMe.Airport(ニアミー エアポート)」を連携し、通常のタクシー運行管理と空港送迎シャトルサービスの運行管理を1つのシステムで可能とする連携を行ったと発表した。本システムは既に2020年11月より南紀白浜空港と周辺エリア間で運行中の第一交通産業グループ傘下和歌山・白浜第一交通に導入され、運行管理を開始した。

■地方空港と周辺エリアを繋ぐ交通事業者向けにより良いサービスを提供

今回の連携は、ニアミーで乗客の受付・マッチングと独自のAIによるルーティングの最適化を行い、確定した情報を電脳交通の配車システムへ共有し、運行当日にドライバーの車載タブレットに自動反映する仕組みだ。この連携により、タクシー事業者向けには運行管理負担が軽減されると同時に、空港送迎時の実車率を向上したり新規顧客の開拓をしやすくなるなどのメリットを事業者向けDXを通じて提供する。今回nearMe.Airportで注力する地方空港は、市街地との交通手段が少ないという課題があるという。この連携によりそのエリアで運行する交通事業者向けに顧客獲得機会と業務負担軽減を提供するとのことだ。
出典元:プレスリリース
電脳交通は交通事業者が顧客獲得や業務効率化のために必要とする他社サービス・システムとの連携を行う「電脳コネクト」の取組みを進めており、今回のニアミーとの連携もその一環だ。
出典元:プレスリリース
配車アプリやMaaSなど集客・生活者の利便性向上サービスや、交通事業者が必要とする機器など、2021年10月時点で10以上の周辺システムと連携し、今後も順次増える予定とのことだ。

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