凸版印刷、スポーツを通じた運動能力向上・健康増進を目指す「トッパン・スポーツサイエンスラボ」を開設
2021/10/29
凸版印刷株式会社は、スポーツを通じた運動能力向上/健康増進を目指す、企業/団体との共創空間「トッパン・スポーツサイエンスラボ」を2021年10月29日に開設すると発表した。
■開設の背景
■「トッパン・スポーツサイエンスラボ」の役割/機能
あらゆるシーンでの「人の動き」に関する研究を推進するための施設として「トッパン・スポーツサイエンスラボ」を活用。計測/分析データのライブラリー化を進め、「マスターモーションライブラリ」を構築する。まずは日本体育大学と連携し、主要スポーツを中心に(例えば、野球/バスケットボール/テニス/陸上など)「標準動作モデル」を作成。部活動をはじめとする教育現場に展開ができるサービスの創出を目指す。
「マスターモーションライブラリ」を最大限に活用し、様々なスポーツをターゲットにしたループ型動作トレーニングシステムの開発を推進。レッスン現場/教育現場/オンライントレーニングなど用途に合わせた環境を構築し、様々な企業/団体と共創しながら市場投入を目指す。
③ 次世代動作センシング環境の構築
システムの核となる「標準動作モデル」を構築するためのモーションキャプチャを、一般的なマーカー型ではなく、マーカーレスでセンシングができる環境を構築。より自然な環境で動作取得を行うことが可能になる。
■「トッパン・スポーツサイエンスラボ」概要
・所在地: 東京都台東区台東1丁目5-1
・フロア面積: 120㎡
・設備:
① ループ型動作トレーニングシステム 「ゴルフモデル」
ループ型動作トレーニングシステムのゴルフモデル/ゴルフ弾道計測器
上記2つの仕組みを用いて、ゴルフのスイング動作センシングと弾道計測を実施。
② スポーツパフォーマンス分析
マーカーレスモーションキャプチャシステム/フィンガートラッキングシステム/ボールやシューズなどのセンシングシステムによる動作の計測と動作分析を実施。
③ スポーツ戦術解析システム「卓球モデル」
卓球台全体をトラッキングしたセンシングシステムによるボールの軌跡/スピン量の計測を実施。