伊藤忠テクノソリューションズとBIRD INITIATIVE、デジタルツインで顧客と社会のDXを加速する「Intelligent Twin事業」で協業

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)、BIRD INITIATIVE株式会社(以下、BIRD)は、AIとシミュレーション技術を組み合わせたデジタルツインソリューションの提供を行うことを目的とした「Intelligent Twin事業」で協業すると発表した。2022年1月からの商用化を目指す。

近年、DXに関心が高まっている中、IoTセンサーから得た大量のデータを基に、現実の環境をコンピュータ上に再現するデジタルツイン技術に注目が集まっている。しかし、データが不足する場合は、現実を正確に再現した環境が実現できず、予測精度が低下する傾向にあるという。

今回の業務提携は、BIRDが持つ最先端のAI技術と、CTCのシミュレーション及びシステム構築の技術を組み合わせて、少ないデータでも正確に現実を再現し、未来予測、最適解の導出を可能とするデジタルツインソリューションの提供を目的としている。AIがデータの特性を学習し、現実を正確に再現した仮想空間を素早く立ち上げることが可能になるとのことだ。また、仮想空間上では、様々なパラメータを調整しながらシミュレーションを行い、工場の最適な生産計画などを事前に検証できる。その結果を現実へフィードバックすることで、分析にかかる時間を短縮し、顧客のDXに貢献するとのことだ。
出典元:プレスリリース

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