メタップス、小売業界のDX支援を目的にアプリ統合管理型分析ツール「Metaps Analytics」で小売業界向けプランの提供を開始

株式会社メタップスは、アプリ統合管理型分析ツール「Metaps Analytics(メタップスアナリティクス)」において、小売業界に特化したプランの提供を2021年11月1日より開始すると発表した。アプリ利用の浸透とDXの必要性が高まる小売業界にとって必要な機能を1つにまとめ、月額10万円から提供する。

出典元:プレスリリース

■新プラン提供の背景

昨今、あらゆる業界で「ニューノーマル」に即したビジネスモデルや組織のあり方が模索されている。特に「店舗」を持つ小売業界においては、コロナ禍において三密を避けるなど顧客・購買行動が急速に変化したことに合わせ、ビジネス全体の転換が迫られている。そのような中、顧客接点としての「アプリ」の重要性は高まっており、コロナ前の2020年1月から2021年6月までで、スーパーマーケットの主要アプリではMAU(月間アクティブユーザー)が約1.8倍に急増。またアプリ所有者のうち、54.3%が月に1回以上起動しており、アプリ利用が浸透していることが分かるとのことだ。
出典元:プレスリリース
このように店舗を持つ小売業界でのアプリ利用がより身近になると、商品やサービスの差別化を図るため、顧客体験価値(CX)の向上が求められる。そこで同社では、顧客・購買行動などのデータをもとにした「顧客視点での店舗運営」を支援するため、小売業界に特化した「おみせアプリ応援プラン」を提供することになったとのことだ。

■「おみせアプリ応援プラン」について

小売業界におけるDXを支援するため、店舗系アプリに必要な機能や施策をまとめた新プラン「おみせアプリ応援プラン」の提供を、2021年11月1日より開始する。費用は月額10万円からで、データ取得設計からアプリ内マーケティング施策の支援まで一気通貫で行うことが可能だ。

・基本機能
日/月あたりのアクティブユーザー数、起動頻度、クーポン利用などのアプリ内行動データの蓄積など
・プッシュ通知機能
アプリと店舗を思い出させることを目的として、メッセージを送信
・App Assist機能
クーポン取得などのアプリ内行動を促進することを目的として、アプリ内でメッセージを送信
・セグメント機能(レポート機能、IDダウンロード機能)
より細かくアプリの状態を把握したりアプリ内マーケティング施策を高度化したりすることを目的として、ユーザー属性やアプリ内行動の有無などによってユーザーを細分化
・流入計測機能
店舗内のPOPやチラシ、デジタル広告などによるアプリインストールを計測し、効果を測定
出典元:プレスリリース
これらの機能と施策の実行により、顧客の再来店を効果的に促し、売上向上を支援する。また、顧客行動をPOSデータと連携させ分析することにより、顧客視点での店舗販売戦略を計画・実行・管理できるようになるという。同社は本プランの提供により、「Metaps Analytics」を1年間で10のアプリに導入することを目指すとのことだ。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More