ピクシブ、3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」の正式版をリリース
2021/11/2
ピクシブ株式会社は、3Dアバター事業「VRoidプロジェクト」において、提供する3Dキャラクター制作ソフトウェア『VRoid Studio』の正式版を2021年10月31日にリリースしたと発表した。
■『VRoid Studio』正式版の特徴
・操作がカンタン&直感的
顔・身体・髪型・服の形・大きさ・長さなどを個別に設定できるパラメータを多数用意。パラメータを調整するだけで思い描く3Dキャラクターをつくることができる。
・絵を描くように髪型を形作れる
ペンツールでカーソルを動かすだけで毛束を作成することができ、各種パラメータを調整して太さや向き、毛先のカールといった立体的な特徴を簡単に形作ることができる。
・3Dモデルにリアルタイムで直接描き込み
3Dモデルの瞳や服に対して、プレビューしながらリアルタイムに直接テクスチャを描き込んで制作することができる。テクスチャ編集機能はペンツールの筆圧感知に対応しており、レイヤー分け機能も搭載されているため、本ソフトだけでテクスチャの制作を完結することも可能だ。
・350種類以上の豊富なアイテムをすぐに使える
1からモデリングをしなくても、すぐに自分のキャラクターに使える「プリセットアイテム」を350種類以上搭載。髪型、メイク、服などのアイテムを組み合わせて直感的にキャラクターメイキングが可能だ。さらにこれらのアイテムは自分でアレンジして使用することもできる。
・つくったモデルは自由に利用可能
VRoid Studioを使って作成した3Dモデルデータやテクスチャ・アイテムデータは、商用・非商用を問わずさまざまな用途に利用可能だ。
■新機能によりパワーアップした『VRoid Studio』
顔のデザインを直感的に編集できる「顔パラメータ」を強化した。目元や鼻筋、顔の輪郭、首まわりの太さなど、合計約100種類搭載。従来7種類だった顔パーツのカテゴリも16種類に増やし、デザインを調整できるポイントがより多くなった。また今までは男女で分かれていた素体モデルを共通化。これにより、中性的なキャラクターなど幅広い表現が可能になった。
形、長さ、丸みなど10以上のパラメータを調節して自由に形を変えることができる「アクセサリー」機能を追加。「メガネ」「ネコミミ」「ウサミミ」を直感的にデザインし、キャラクターに装着することが可能だ。
『VRoid Studio』といえば、3Dキャラクターのファッション「アバターウェア」の制作だという。正式版では、服を組み合わせて複数枚着る「重ね着」が可能になった。シルエットをつくり込んだり、コーディネートを工夫したり、よりこだわった服を作ることができる。