デジタルツインサービスを活用したユーザー参加型3D都市空間データ作成キャンペーン「みんキャプ」が開催

株式会社ホロラボは、株式会社アナザーブレインと共同で、ユーザー参加型3D都市空間データ作成キャンペーン「みんキャプ」を企画開催すると発表した。参加者は2021年11月15日より、国土交通省PLATEAU project互換デジタルツインサービス「toMap」β版へデータを登録し、3D地図の作成に取り組むことが可能となる。

「みんキャプ」は、今を切り撮って、保存して、共有して楽しむムーブメント。スマホ搭載スキャナや専用センサーなどを使ってキャプチャーしたり、フォトグラメトリを使ったり、高精度な3Dデータが制作出来るようになってきた背景を受けて、地理情報付き3Dデータを集めて楽しむという。写真技術が発達して多くの風景が残されて伝わったように、デジカメが生まれて、気軽に日常を残すことが出来るようになったように、今、手元の様々なデバイスや技術で、現実空間を3Dで、そのまま記録することが出来るようになったとのことだ。
出典元:プレスリリース
特に、iPhone 12 Pro以降の上位機種には「LiDARスキャナ」が搭載され、スマートフォン一つで現実をキャプチャ―した3Dデータの作成が可能となった。

一方で、国土交通省は3D都市データの整備を全国自治体と共に進めるPLATEAU Projectを推進し、すでに56都市の3D都市データが誰でも使えるオープンデータとして提供され始めたという。ホロラボでは、これらの動きが「3Dで地図を作る」新しい文化になると想像しているとのことだ。
出典元:プレスリリース
「toMap」は、国土交通省が進める3D都市データ整備と活用促進の取り組み「PLATEAU Project」とデータ互換性を可能な限り実現するデジタルツインプラットフォームサービスとして、アナザーブレインにより開発されている。ホロラボは5月にtoMap取り扱い開始をアナウンスした。今回みんキャプではこのtoMapをプラットフォームとして活用し、個人でも企業でも、3D都市データの作成に関心のある人が参加できる。

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