21世紀型社会に求められるソリューションの共創・実証実験・社会実装を目指し「一般社団法人ナスコンバレー協議会」が発足

株式会社LIFULL(ライフル)は、あらゆる人が自分らしく生きられる社会を実現したいという想いから参画自治体や企業とともに一般社団法人ナスコンバレー協議会を2021年11月17日に立ち上げ、会員企業としてリビングラボ「ナスコンバレー」に参画すると発表した。

一人ひとりの生き方・価値観、価値創造の仕組みが大きなパラダイムシフトを迎えている現在、多様なセクターの多様な人材が対話し、一体となって「21世紀型社会」の共創・実証実験・社会実装を進めていく本質的な「リビングラボ」の開発が求められているという。そこで、ナスコンバレー協議会は、東京ドーム170個分の那須地域の広大な私有地を様々なプロジェクトの実証実験のフィールドとして活用し、那須が持つユニークな地の利を活用しながら本質的なリビングラボ「ナスコンバレー」の開発に取り組むとのことだ。

「ナスコンバレー」は、21世紀型社会に求められるソリューション(エコシステム、サービス、製品)の共創・実証実験・社会実装の場だ。国内外の企業、学術機関、研究機関、個人等の保有する先進技術の実証実験、社会実装を那須地域で実施するために、自治体、関連諸団体との連携・協力を通じて未来のあるべき社会像を共創し、その成果を広く国内外に展開することを目的とし、事業を行うとのことだ。
出典元:プレスリリース

■一般社団法人ナスコンバレー協議会の概要

名称  :一般社団法人ナスコンバレー協議会
設立日 :2021年10月1日
住所  :栃木県那須郡那須町大字高久乙字遅山3376-256
代表理事:井上 高志(株式会社LIFULL 代表取締役社長)
理事  :鉢嶺 登(株式会社デジタルシフト 代表取締役会長)
     巽 一久(日本駐車場開発株式会社 代表取締役社長)
     留目 真伸(SUNDRED株式会社 代表取締役)
後援  :栃木県、那須町、那須塩原市、大田原市

活動内容:ナスコンバレー協議会は、国内外の企業、学術機関、研究機関、個人等の保有する先進技術の実証実験、社会実装を那須地域で実施するために、自治体、関連諸団体との連携・協力を通じて未来のあるべき社会像を共創し、その成果を広く国内外に展開することを目的とし、次の事業を行う。

(1) 国内外の企業、学術機関、研究機関、個人等と自治体、関連諸団体と連携し、オープンイノベーションを推進するための研究開発、実証実験、社会実装
(2) 本目的を推進するためのイベントの企画、開催
(3) 本目的を推進するための情報収集、情報発信、情報共有
(4) 協業、共創を促進するためのコミュニティの運営
(5) 関連諸団体との意見交換
(6) その他、本法人の目的を達成するために必要で、前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

■取り組みの詳細について

「ナスコンバレー」は、21世紀型社会に求められるソリューション(エコシステム、サービス、製品)の共創・実証実験・社会実装の場。社会・社会人・市民を中心に、未来社会の現実解となるソリューションを共創していく国内最大規模のリビングラボだ。「リビングラボ」とは、多様な関係者が集う場で、実現したい未来のイメージや解決すべき社会課題を共有し、関連する知見や技術・ノウハウ、ソリューションを集約し、新たな結合(イノベーション)を構想・実証・実装することによって地域や社会の活性化を推進していくための仕組み。那須エリア(那須町、那須塩原市、大田原市)は、都心から1時間の好立地に位置し、豊かな自然と地域資産、そして典型的な地域課題も併せ持つ地域になるという。東京ドーム170個分の私有地を含む広大な実証フィールドを活用し、様々なプロジェクトの構想・実証を進める。また、那須高原エリアには雄大な自然とリゾート施設があり、充実した環境でワーケーションを行うことも可能だ。「ナスコンバレー」では、各セクターからより良い社会を創るという目的に向けて行動する社会人「インタープレナー」が集い、対話を通じて未来のイメージの解像度を高め、ソリューションの構想・実証・実装を進めるとのことだ。

■具体的な活動内容について

・ドローンの社会実装
那須の広大な私有地(別荘地、キャンプ場、住宅・その他施設等)を活用し、様々な商品の配達や、災害時対応、避難訓練等、飛行実験を通じてドローンの社会実装を進める。

・次世代ハウジング
新コンセプトの住まい、デジタルファブリケーション、スモールハウス、モバイルハウス、ホームIoT等、住まいにおける新しい価値・コンセプトの共創・実証・社会実装を行う。

・Well-being
幸せに関するサイエンス、計測技術等を取り入れながら、各種実証および環境整備を進め、幸福度の高い地域社会、コミュニティのモデルづくりを進める。

これらの他に、次世代モビリティ、循環型・自立分散型ライフライン、次世代エネルギー、FOOD Tech、遠隔医療ヘルスケア、遠隔教育・人材育成、ゼロ・ウェイステイング、プレコンセプションケアなどの分野にも取り組む予定だという。

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