大丸松坂屋百貨店、メタバース上で開催される「バーチャルマーケット」に出展へ
2021/11/25
株式会社HIKKYは2021年12月4日から12月19日にVRイベント「バーチャルマーケット6」を開催する。本イベントに、株式会社 大丸松坂屋百貨店のブースが登場。次世代型店舗「バーチャル大丸・松坂屋」を、期間限定で展開する。
現実世界の渋谷そっくりに作られた「パラリアル渋谷」の中に、歴史と伝統を感じさせる和テイストのビル「バーチャル大丸・松坂屋」が出現。
バーチャル上では利用者が自由に動き回り、食品3Dモデルを手に取って商品の形状を確認したり、バーチャルカタログで詳細を見たり、商品を購入することが可能だ。ローストビーフ、カニ鍋、オードブルやスイーツなど、年末年始の食卓を彩る「ごちそうグルメ」が2700点以上揃う。
ブース内には、「回転グルメ」カウンター席や座敷席があり、来場者がのんびりくつろぐことのできる空間を用意。カウンターには、食品の3Dモデルを近づけると味を教えてくれるキャラクターも登場するなど、楽しい仕掛けがある。
期間中には100人以上が集う「メタバース宴会」を開催する。大丸松坂屋のスタッフが、アバター姿で接客。YouTube配信も同時に行い、コメントを読みながら、おすすめグルメ商品を紹介する。
「バーチャル大丸・松坂屋」では、リアル食品の販売に加え、新規「食品3Dモデルの販売」も実施する。バーチャル空間では、ユーザー同士が交流する際に、様々な3Dモデルを使ってのコミュニケーションが日常的に行われている。ビールの3Dモデルを持って乾杯をしたり、スイーツの3Dモデルを使って誕生日などのお祝いを演出したりして楽しんでいる。そのような「V呑み」を応援したいという思いから、「バーチャル大丸・松坂屋」では「食品3Dモデル」を商品として開発し、販売するとのことだ。
さらに、「バーチャル大丸・松坂屋」は今回初めてスマートフォンからもアプリレスで入場可能なクラウド会場もオープン。ECサイトとの違いとして、商品との偶然の出会いを提供することに力を入れている。また、会場内には足を踏み入れると、上空から雪が降る温泉の設置もあり、バーチャル空間ならではの要素もある。